ドボク・サミット実行委員会

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ドボク・サミット

ドボク・サミット実行委員会

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784901631822
ISBN 10 : 4901631829
Format
Books
Release Date
April/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Product Description

ダム、工場、団地、ジャンクション、鉄塔、水門など、巨大建造物に魅せられた名物鑑賞者たちがサミットを開催!

巨大建造物の名物鑑賞者がムサビに集結!大まじめにプレゼンし、「ドボク」の現状と未来を語ったシンポジウムに、景観論、土木論を加え収録。多くの人びとが魅了される「ドボク」の人気の秘密を探る!

【目次】

PRESENTATION
 DAM(ダム)=萩原雅紀
 DANCHI(団地)=大山顕
 FACTORY(工場)=石井哲
 JUNCTION(ジャンクション)=大山顕
 ELECTRIC TOWER(鉄塔)=長谷川秀記
 FLOODGATE(水門)=佐藤淳一

FRONTIER
 ガソリンスタンドを追う日々=松村静吾
 工場景観=八馬智
 壁=杉浦貴美子
 ライト・ドボク・ジュブナイル=バトン

SYMPOSIUM

STUDY
Landscape for the rest of us私たちのための景観ガイド=石川初
土木をつくる、景観をつくる=御代田和弘
ドボク・エンタテインメント宣言=佐藤淳一
EPILOGUE

Content Description

ただ好き…。ダム、団地、工場、ジャンクション、鉄塔、水門。機能性を重視した巨大建造物をまとめて「ドボク」と呼び、ドボクを愛してやまない鑑賞者5人が「首脳」を名乗って緊急集結。その熱い語りに注目の1冊。

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 更紗蝦

    ダムや工場などの人工的な構築物の魅力を伝えることよりも、マニアを自負している人たちが「俺たちゃこんなにドボクを楽しんじゃってるぞ」とアピールすることを優先している本です。収録されている写真は芸術性やユニークさを追求しているわけではないですし(ただし鉄塔を真下から見た写真は面白いと思いました)、ジャーナリストの視点で“取材”しているわけでも専門家として“解説”しているわけでもないのなら普通に“感想文”を書けばいいのに、「面白い文章」でウケを狙おうとして滑っています。

  • nbhd

    【鉄塔を真下から撮影した写真】がすごかった。

  • doji

    土木をドボクとすることで娯楽化し、あたらしい視線を注ごうとするのはとてもいいことだな思いつつ、工場萌えあったり時々女性的なモチーフで建造物を見る視点に男性的なホモソーシャル感もあって、なんともそこは少し気になった。とはいえ女性の登壇者もいるし、土木界隈の女性の活躍を推しだそうという向きもみたりするのだけれど、まだまだ開かれた業界となるまでには距離があるのかもしれない。そのための一歩としての本としても読める。

  • BananaBoyfriend

    鉄塔、ダム、水門、団地など無味乾燥と思ってた構造物をじっくり観察して、個々の思想や意思や物語を見つけたとき、感動する。見えてるけど見てないものは身の回りにまだまだありそう。

  • okaka

    風景の中の異物としてのドボクは確かに大変面白く興味深いものではあるけれど、対象が「異物」である限り一つのポップカルチャーとして盛り上げようとする動きには何やら先行き怪しいものを感じなくもなし。それがカルチャーとなってしまった途端、その異物性は失われてしまうのではないかと思うのだが。

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