Enrico Di Borgogna: Paoli De Marchi / Academia Montis Regalis Bonitatibus Ganassi Sekgapane

日本語解説付き
ドニゼッティ：『ボルゴーニャのエンリーコ』

悪意を持った弟グイードに父を殺害され、全てを奪われ城から追放されたエンリーコ。彼は王座と愛するエリーザを取り戻すためにグイードに復讐を誓いますが・・・
　1818年、21歳のドニゼッティの意欲作『ボルゴーニャのエンリーコ』がヴェネツィアのサン・ルカ劇場で初演されました。それまでに何作かのオペラを書ていたドニゼッティでしたが、自作の劇場上演はこれが初めてで、批評家からも高く評価され彼はおおいに喜こびました。
　この上演はユニークな劇中劇の形をとり、演出家シルヴィア・パオリは随所に粋なユーモアを盛り込みながら、観客を19世紀のイタリアへと連れて行きます。エンリーコを歌うボニタティブスと、エリーザを歌うガナッシの目もくらむばかりのコロラトゥーラ、グイードを歌うセクガパーネの迫力ある歌唱が聴きどころ。ピリオド楽器によるアカデミア・モンティス・レガリスを率いるマルキの流麗な音楽作りも見事です。（輸入元情報）

【収録情報】
● ドニゼッティ：歌劇『ボルゴーニャのエンリーコ』全曲

　エンリーコ／アンナ・ボニタティブス（メゾ・ソプラノ）
　エリーザ／ソニア・ガナッシ（ソプラノ）
　グイード／レヴィ・セクガパーネ（テノール）
　ピエトロ／フランチェスコ・カストロ（テノール）
　ジルベルト／ルカ・ティットート（バス）
　ブルノーネ／ロレンツォ・バルビエリ（バス・バリトン）
　ジェルトルーデ／フェデリカ・ヴィターリ（ソプラノ）
　ニコラ／マッテオ・メッツァーロ（テノール）
　ドニゼッティ歌劇場合唱団
　ファビオ・タルターリ（合唱指揮）
　アカデミア・モンティス・レガリス
　アレッサンドロ・デ・マルキ（指揮）

　演出：シルヴィア・パオリ
　演出助手：タクラ・グッチ
　装置：アンドレア・ベッリ
　衣装：ヴァレリア・ドナータ・ベッテッーラ
　照明：フィアンメッタ・バルディセッリ

　収録時期：2018年11月23,25日〜12月1日
　収録場所：ベルガモ、ソシアーレ劇場（ライヴ）

　アンダース・ヴィクルントによる比較校訂版（2018）
　ドニゼッティ・オペラ・フェスティヴァル
　ドニゼッティ劇場財団による新製作
　映像世界初収録

　収録時間：160分
　画面：カラー、16:9
　音声：PCMステレオ、DD 5.1（イタリア語歌唱）
　字幕：イタリア語・英語・フランス語・ドイツ語・日本語・韓国語
　NTSC
　Region All

　輸入盤国内仕様（日本語解説付）