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スミルノ博士の日記 中公文庫

ドゥーセ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122075436
ISBN 10 : 4122075432
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

天才法医学者ワルター・スミルノはある晩、女優アスタ・ドゥールの殺害事件に遭遇。容疑者として、かつての恋人スティナ・フェルセンが挙げられる。名探偵レオ・カリングの手を借り、不可解な謎に挑むのだが‥‥。



本作はかつて小酒井不木訳で「新青年」に掲載されるや、江戸川乱歩・横溝正史ら戦前の日本人作家にも多大な影響を与えた。世界ミステリ史上にその名を刻む、探偵小説ファン必読の傑作本格推理長篇。



〈解説〉戸川安宣



【目次】



第1章 発端

第2章 糊づけにされたページ

第3章 警官第三一七号

第4章 偶然

第5章 尋問

第6章 「あなたの奥さんです」

第7章 犯行の時刻

第8章 三人目の客

第9章 新しい事実

第10章 レオ・カリング援助を求める

第11章 第二の銃弾

第12章 犯人の名

第13章 意外な展開

第14章 深夜の冒険

第15章 厚かましい侵入者

第16章 新しい証拠

第17章 手紙

第18章 犯人はだれか?

第19章 告白

第20章 レオ・カリングの付記



ドゥーセ今昔(宇野利泰)

【著者紹介】
ドゥーゼ : 1873年、スウェーデン生まれ。元軍人だったが、1900年頃南極探検に参加し、紀行や絵画を発表。1913年、「私立探偵レオ・カリング」シリーズ第一作『生ける宝冠』を刊行。同シリーズによって北欧探偵小説界の代表的作家となる。日本では1920〜30年代、小酒井不木の翻訳により「新青年」誌上で作品が多数掲載され、人気を得る。1933年死去

宇野利泰 : 1909年生まれ。東京帝国大学独文科卒。戦後、英米の探偵小説を中心に、多くの翻訳を手掛ける。1997年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • バネ

    …やはり期待値MADMAXな思考は改めるべきである。。COVERの文言に惹かれ読み始めたものの、「こういうSITUATIONの場合、犯人は〇〇だったりして」という考えが見事に的中し、ただの答え合わせになってしまった。。残念至極、である。

  • Greatzebra

    ミステリーの界隈では「とある理由」でよく名が知られているものの、絶版で長らく入手困難になっていた作品です。そんな背景などつゆ知らず、なーんにも知らない状態で読んでみたんですが、ええ、度肝を抜かれました。(中略)とにかく前情報があるのとないのでは読み味がまったく違うと思ったので、今回は思い切って表紙を隠してみました。ぜひ、ご一読あれ。…などと表紙を隠して丸善に並べてあったので購入。確かに面白い。「とある理由」の「あれ」よりこっちの方が先なんですねえ。驚き!でもね、情報なしで読んだけど、わかってしまった…

  • Porco

    「なんか読みたい時」はこれ!という表紙そのままの心理状態だった時に惹かれてレジに。斬新や驚きは様々なミステリーが出て来た今となっては先読み可能なためあまり無く、書かれた当時は斬新だったんだろう程度。むしろ探偵役の少し後味が悪い騙し討ちと、探偵がそこまでやるほど犯人に対して持っていた考えという名の動機が本筋のトリックより印象的だった。

  • アドソ

    某書店で「幻のミステリー」のような触れ込みで、タイトルを伏せて売られていた(読んでからのお楽しみ、的な意図で)。主人公のクセが強いせいもあって、だいぶかく乱され、まさかの○○が犯人なのでは?と思ったり、それはそれは楽しみながら読ませてもらいました。読み終わってからタイトルを見てみたわけだけれども、確かに普通にタイトルを出して売っていたら、読んでみようとは思わなかったかもしれない。

  • kuukazoo

    ミステリを読むのも久しぶり。1917年発表/1923年邦訳。戦後長らく入手困難となったが2024年に文庫で復刊された知る人ぞ知るというスウェーデンの傑作ミステリ小説、ということも知らずに読む。いわゆる「信頼できない書き手」というやつだろうとわかっていてもどう落とすのかは全く見当がつかないので最後まで引き込まれてしまった。日記というのもクセモノである。

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