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ISBN 10 : 4035213608
Content Description
なにもわすれることがないように、リスは家じゅうのかべに、小さな紙きれをはっておきました。そのうちのひとつ、すみっこのほうの紙きれには「ぼくのたんじょうび」と書いてあります。
「ほんとうだ! もうすこしで、わすれるところだったよ! ぼくのたんじょうびを……」
待ちにまった当日、リスは招待した動物たちにたくさんのケーキをふるまい、いっしょにダンスをおどり、とびきりすてきな1日をすごすのですが……。
わすれっぽいリスの、わすれられない夜を描いた表題作「リスのたんじょうび」と、8つの小さな物語。オランダの国民的作家がおくる、宝物のような短編集です。
著者紹介
トーン・テレヘン
1941年生まれ。作家、詩人、医師。1984年に幼い娘のために書いた動物たちの物語『一日もかかさずに』を刊行後、動物を主人公とした物語を50作以上発表し、文学賞を多数受賞。2016年には、邦訳刊行された『ハリネズミの願い』で本屋大賞翻訳小説部門を受賞した。その他の邦訳作品に『きげんのいいリス』『おじいさんに聞いた話』や、絵本『小さな小さな魔女ピッキ』などがある。
野坂悦子
1959年生まれ。翻訳家。2002年『おじいちゃん わすれないよ』で産経児童出版文化賞大賞を受賞。『第八森の子どもたち』『ネジマキ草と銅の城』、『きつねのフォスとうさぎのハース』、『100時間の夜』、『とんがりぼうしのオシップ』など、訳書は100を超える。創作作品に『ようこそロイドホテルへ』など。紙芝居文化の会で海外統括委員も務める。
植田真
1973年静岡県生まれ。雑誌『イラストレーション』の「ザ・チョイス」98年度グランプリを受賞。書籍装画、挿絵、CDジャケット、広告など幅広い分野で活躍している。挿絵を手がけた作品に『絵描きの植田さん』『はじめて考えるときのように』『雨ふりマウス』がある。
【著者紹介】
トーン・テレヘン : 1941年生まれ。作家、詩人、医師。1984年に幼い娘のために書いた動物たちの物語『一日もかかさずに』を刊行後、動物を主人公とした物語を50作以上発表し、文学賞を多数受賞。2016年に邦訳刊行された『ハリネズミの願い』(新潮社)で本屋大賞翻訳小説部門を受賞した
野坂悦子 : 1959年生まれ。翻訳家、作家。『おじいちゃんわすれないよ』(金の星社)で産経児童出版文化賞大賞を受賞。紙芝居文化の会で海外統括委委員もつとめる
植田真 : 1973年生まれ。画家。『マーガレットとクリスマスのおくりもの』(あかね書房)で日本絵本賞を受賞。さし絵・装画も多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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☆よいこ
読了日:2021/11/14
キジネコ
読了日:2019/06/05
ゆのん
読了日:2019/04/15
よこたん
読了日:2019/02/13
けろりん
読了日:2019/02/01
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