Books

きげんのいいリス

トーン テレヘン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784105069926
ISBN 10 : 4105069926
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ブナの木の上に暮らすこころ優しいリス。知っていることが多すぎて頭の重みに耐えかねているアリ。始終訪ねてきてあちこち壊す不器用なゾウ。思いとどまってばかりのイカ。吠えるのが怖くなったライオン……。『ハリネズミの願い』の作家による幻の名作完全版!

【著者紹介】
トーン・テレヘン : 1941年、医師の父とロシア生まれの母のもと、オランダ南部の島に誕生。ユトレヒト大学で医学を修め、ケニアでマサイ族の医師を務めたのちアムステルダムで開業医に。1984年、幼い娘のために書いた動物たちの物語『一日もかかさずに』を刊行。以後、動物を主人公とする本を50作以上発表し、文学賞を多数受賞。2016年邦訳刊行の『ハリネズミの願い』で本屋大賞翻訳小説部門受賞

長山さき : 1963年神戸生まれ。関西学院大学大学院修士課程修了。文化人類学を学ぶ。87年、オランダ政府奨学生としてライデン大学に留学。以後オランダに暮らし、現在アムステルダム在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • starbro

    2019年本屋大賞翻訳小説部門第2位ということで読みました。3年前に読んだ『ハリネズミの願い』に続いてトーン・テレヘン、2作目です。2018年4月25日発売なので、新作ハンターとしては、ギリギリセーフでした。リスが主人公で、他の動物と昆虫の寓話連作短編集、ユーモアと悲哀が感じられます。我が家ではリスを飼育していますが、昨日(4/20)は、年に1回の発情日で、大変賑やかでした🐿🐿🐿

  • KAZOO

    この作者の作品は不思議な感情を引き起こしてくれます。何冊目かですが、後を引くような感じもします。童話というには少し高度すぎるきもするのですがリスや様々な動物やいきものなどのやり取りを通して、この人間世界を寓話化しているという気もしました。短い話なのでどこから読んでもいい感じでパラパラとめくりながら寝る前に読みました。

  • 遥かなる想い

    オランダの作家トーン・テヘレンのどうぶつたちの物語である。同種類のどうぶつは複数登場しないこの物語…無邪気などうぶつたちの会話が心をなぐませる。なりげないシーンを繋いだ心温まる短編集だった。

  • (C17H26O4)

    悩むよね。人にとっては取るに足りないことかもしれないけど。アリもサギもカエルもゾウもサイもモグラもツグミもカミキリムシもコオロギもラクダもホタルもミミズもタニシもカメもイタチもイカもエイもライオンもカブトムシもネズミもスズメバチもセイウチもシカもカバもトンボもクジラもヒキガエルもツバメもカタツムリもタコもトカゲもハエもカもマルハナバチもクモもスズメも…他にも誰かいたかな。あ、わたしも。みんな自分こと誰かに聞いてもらいたい。そうだよねって言ってもらいたい。けどたまにはリス、ひとりで紅茶を飲むのもいいよ。

  • ふう

    以前読んだ「ハリネズミの願い」の最後にやってきたリス。ハリネズミはまだあんなに考え過ぎではなくみんなと同じですが、リスはこの頃から機嫌が良くて素直で、可愛らしかったんですね。仲良しのアリとのやりとりが楽しくて、そしてけっこう哲学的。アリのちょっと気どった言葉に笑ってしまいますが、リスのことが大好きな気持ちが伝わってきて、それも可愛い♪ リスのように機嫌よく生きていけたら幸せなのにと、コーヒー党のわたしですが、いっしょに紅茶を飲んでハチミツをなめたくなりました。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items