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ISBN 10 : 4400119084
Content Description
“子どもを殺せとか、ムリでしょ!”旧約聖書には、神が残酷で好戦的で横暴だという印象を与える記述が少なくない。アブラハムに愛息イサクを捧げよと命じるとはあんまりではないか。そんな箇所をどう解釈すべきか。多くの人が疑問を抱くテキストを旧約聖書学の第一人者が取り上げ、それらの表現の意味と理由を考察し、神の真の「人柄」に迫った異色の書。
目次 : 序論 人間に挑みかかる旧約聖書の神/ 第1章 神は男性か/ 第2章 神は残忍か/ 第3章 神は好戦的な暴君か/ 第4章 独善的な神の前に人間は罪人に過ぎないのか/ 第5章 神は暴力と復讐の神なのか/ 第6章 神は理解可能か/ 結論 旧約の神と新約の神
【著者紹介】
トーマス・レーマー : 1955年、ドイツ・マンハイム生まれ。1984〜1993年、ジュネーヴ大学講師、准教授(ヘブライ語およびヘブライ語聖書担当)。1993〜2020年、ローザンヌ大学神学・宗教学部教授。2008年よりコレージュ・ド・フランス教授、「聖書とその文脈」講座担当。現在は学長も務める。著書多数
白田浩一 : 1977年、茨城県下館市(現・筑西市)生まれ。国際基督教大学教養学部人文科学科卒業、同大学大学院中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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