トーマス・アームストロング

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薬を飲ませる前にできる Adhdの子どもを救う101の方法

トーマス・アームストロング

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784760156610
ISBN 10 : 4760156615
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

 ADHDの診断が世界的に増加している。その結果、ADHDも含む発達障害と診断される子どもの数が増え、その可能性のある子どものパーセントもどんどん増えている。このようにレッテルを貼られると、当然、その子に対する対応の仕方が「問題児」としての扱いに変わってしまい、学校や家庭でふつうの子として見られなくなる。それでいいのだろうか。本当に問題児として扱うべきなのだろうか。こうした子どもたちをそうした社会的、行動的、学業的失敗と見なされるサイクルから救い出すにはどうしたらいいのか。本書は、それを追究してきた著者による子どもを救う方法を満載する。
 ADHDの症状には医学的にも環境的にもさまざまな原因がある。医学的には、脳の実行機能をつかさどる領域の成熟が定型発達の子どもより何年か遅いことが大きな要因となりうるし、環境面では子どもに本来の子どもらしさを学校で発揮させる余地がなくなっているといった理由も考えられる。またそれぞれの子が示す「症状」もひとまとめにできないほど十人十色で、見方によっては個性ともいえるものだ。それをおとなの主観や基準で画一的にレッテル貼りし、安易に薬物療法にゆだねてしまうことは、当の子どもにとって残酷な仕打ちであり、その将来を暗いものにしてしまいかねない。決して薬物治療を否定しているわけではなく、その子にあった対応の仕方をどう考えていくのか、何をどうするのがその子にとっていちばんよいのかを真剣に考えていく本となっている。

【著者紹介】
トーマス・アームストロング : カリフォルニア州在住。特別支援を要するクラスも含む学校教師、サイコセラピストとして豊富な現場経験を持つ。現在は著述や講演でも活躍。これまでに16冊の著作があり、子どもの多様性を尊重するという一貫した理念が支持されている

松本剛史 : 1959年和歌山県生まれ。翻訳家。東京大学文学部社会学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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