トラヴィス・ソーチック

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トラヴィス・ソーチック

User Review :5.0
(2)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040823287
ISBN 10 : 4040823281
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
桑田健 ,  

Content Description

弱小球団を変革したのは「数学」だった―データから選手の隠れた価値を導き出し、またデータを視覚的に提示し現場で活用することで、21年ぶりのプレーオフ進出を成し遂げたピッツバーグ・パイレーツ奇跡の実話。

目次 : 話し合い/ 過去の亡霊/ データの裏付け/ 隠れた価値/ 前進あるのみ/ 守備シフトによる挑戦/ 消耗/ 金を生み出す方法/ 選ばれなかったオールスター/ 地理的な問題/ 投手の育成と負傷の予防/ 魔法の演出/ エピローグ 季節は巡りて

【著者紹介】
トラヴィス・ソーチック : オハイオ州クリーブランド生まれ。オハイオ州立大学卒業。『ピッツバーグ・トリビューン・レビュー』紙でメジャーリーグとピッツバーグ・パイレーツを担当。AP通信スポーツエディター賞などを受賞しているほか、ESPN、Grantland.com、MLBネットワークなどにも記事を執筆。現在はFiveThirtyEightのスポーツライター

桑田健 : 1965年生まれ。東京外国語大学外国語学部英米語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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かつて映画にもなったマネーボールから数年...

投稿日:2021/07/24 (土)

かつて映画にもなったマネーボールから数年、さらに進化した野球に置け鵜rデータ分析の成果を、ピッツバーグ・パイレーツの実例から紹介する一冊。あまりドラマ仕立てではない点はあるが、それでも野球好きにはたまらないであろう。中でも驚いたのにはピッチ・フレーミングの技術で、ゾーンギリギリの球をいかにゾーンに入っているかのように見せられる捕手を重視したことである。一見小さなごまかしのように思えたが積み重なれば馬鹿にできないという意味でも、固定観念を打ち砕いてくれた。

ニグンノテイオー さん | 沖縄県 | 不明

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ピッツバーグといえば、NFLであり、NHLであ...

投稿日:2021/04/25 (日)

ピッツバーグといえば、NFLであり、NHLであり、MLBはあくまでおまけの存在であった。20年間シーズン勝ち越しなし、となればそれも当然でそんなチームがワールドシリーズに出るまでの軌跡を描いた一冊である。パイレーツがやったことは、ビッグデータの入手が可能となったことで改めて実行可能となった、極端な守備シフト、フレーミング技術の高い捕手を格安で獲得すること、内角ツーシームの多用によるゴロの増加である。何をやっても勝てそうになかったからこそ、GMとコーチ陣は腹をくくり、データ分析官に完全に従い、それが結果に結実して2013年から3年連続でワイルドカード枠に入り込むということになった。そして、パイレーツの取った極端な守備シフトとゴロの増加に対応するために出てきた戦略がフライボール革命である。フライボール革命に対してはインコース高めの直球とアウトコースの出し入れという配球に進化していくが、それはまた別の話。マネーボールと同じかそれ以上に、それぞれの登場人物たちの過去や葛藤が楽しめる素敵な一冊だ。

DJもちお さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • こも 旧柏バカ一代

    ずーと負け越していたパイレーツ。予算は無い、無いなら今いる選手達でどうにかするしか無いが、案は無い。だから分析出来る人を入れて守備体系を分析して、極端なシフトを組む。そして守備の網に掛けるため、バットの芯に当たらせずゴロにさせるためにフォーシームじゃなく、ツーシームで投球させ、その投手達を活かせるキャッチングの上手い捕手を補強する。それが結果を出すのが痛快。まぁ、すんなり行かなかったけどね。。日ハムが取り入れてるのがコレなんだろうか?

  • フク

    #読了 20年連続の負け越しや年俸額がMLB平均の半分以下でファンとの信頼関係が壊れてしまったチームを、統計と分析の魔法で立て直そうとする物語。 トップリーグで行われる実験を楽しむ。 データの積み上げで勝ってきたチームが、大一番でコーチ・選手の経験に基づく勘も活かして勝利を掴み取るのが印象的。 kindle再読

  • フク

    21年ぶりのプレイオフでのスタジアムの熱気には熱いものがこみ上げる。 * 捕手としてだけでなく、人間としてのマーティンの価値が大きい。

  • フク

    kindle再読。 20年分の鬱憤と情熱を解き放つ、地元の熱狂というのは何度読んでもシビれる。 前に読んだ時には流していた名前に目が留まった。イエス!

  • Eiki Natori

    2023年4月終了時点でナ・リーグの全体首位がパイレーツ、ア・リーグはレイズ。共に年俸が30チーム中26番目と27番目だ。両チーム共に「勢い任せ」ではなく、成熟したチームのような試合をしている点に、私は注目していた。 2012年以降、弱小チームがポストシーズンに3年連続で出ることができたのは、徹底したBIの活用と選手たちの探究心の賜物である。フレーミング、守備シフト、ツーシームなど、今では当たり前の作戦を膨大なデータから見出したのは敬服に値するし、統計学の重要さを教えてくれる一冊。2023年より・・・

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