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私はヒトラ-の秘書だった

トラウデル・ユンゲ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794212764
ISBN 10 : 4794212763
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2004
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

第三帝国の終焉まで、ヒトラーの秘書として、ナチス中枢で働いていた女性が、独裁者の日常生活や側近たちとの交流などを赤裸々に綴る。50年の時を経て公開された貴重な手記。

【著者紹介】
トラウデル・ユンゲ : 1920年、ミュンヘン生まれ。1942年末から45年までアドルフ・ヒトラーの秘書を務める。戦後、一時ソ連の収容所に送られたのちは、『クイック』誌の編集長付秘書などの仕事を経てフリー・ジャーナリストとなる。2002年2月11日、ガンのため死去

足立ラーベ加代 : 立教大学ドイツ文学科卒業。ベルリン自由大学演劇学科、美術史学科修士課程修了。マールブルク大学メディア学科博士課程修了。現在フンボルト大学日本学科専任講師

高島市子 : 東京教育大学仏文科卒業。ベルリン自由大学独文、図書館学専攻。ベルリン自由大学日本学科非常勤講師。フンボルト大学日本学科常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • いちろく

    紹介していただいた本。世界的にも有名なコラ動画の映画の元ネタと知り手に取った一冊。タイトル通りヒトラーの秘書だった女性の回顧録。読了後の正直な感想は、何とも言えない。少なくとも単純な言葉で述べられる本ではない。近すぎて見えないことは、誰しもあると思う。むしろ、時の経過や状況の変化により、見えなかったモノが見えたり気がつくこともあるはずだ。著者自身も該当したことが本書を通して想像させる。歴史の結果として知ってるヒトラーも1人の人間でもあったのは、事実だ。

  • Willie the Wildcat

    秘書の視点での独裁者、そしてドイツの変貌。秘書や側近との接し方は紳士的であり、ブラウン嬢への想いも一途。印象深いのが「ナポレオンの身長」。探究心。これが独裁者に上り詰めた源泉の1つ。一方で、病理には勝てない。独裁者に限らず、リーダーの交代の難しさと重要性も実感。”最後の贈り物”かぁ・・・、当時の緊迫感が伝わる。ある種の洗脳、信仰の強さも感じる。戦後、ヒトラーとブラウン嬢のことを質問され続けたことが執筆の理由かな、と推察。精神的な重荷を背負い続けた半生だった気がする。

  • くさてる

    20代でヒトラーの秘書となり、彼の最期の瞬間まで生活を共にしていた女性による手記。溢れんばかりの女性らしさと若さが見た当時のドイツとナチの高官たちの姿、そしてもちろんヒトラーの描写が、当時の気持ちや感情のまま、現代の常識で忖度されることなく表現されている。だからこそ、最後のベルリンの地下壕での場面の息詰まる迫力が、生々しく恐ろしい。あの部分だけでも読んだ甲斐がありました。もちろん、著者は戦後、葛藤と抑鬱に苦しむのだけれど。良かったです。

  • Baron

    ヒトラーの秘書、トラウドル・ユンゲの自伝。 トラウドルは、当時としてはドイツ人として一般的なナチズムの信奉者だったが、ユダヤ差別主義者ではない。 この本では、「よく知らない間にユダヤ人は社会の片隅に追いやられれ、抹殺されていた」と書いてある。ナチスの手際の良さが窺い知れて驚嘆せずにはいられない。 また、秘書の目から見た一個人としてのヒトラーは、とても紳士的で穏やかで、魅力的な人物だったらしい。他のナチス高官も同様だ。 この本を読んでると、真の狂気とは渦中にいると気付かないものなのだなと感じさせる。

  • ぷるぷる

    20代半ばの時期をヒトラーの秘書として過ごしたトラウドル・ユンゲの自伝。相当にナイーブな人なようで、戦中はナチスの信奉者。プロガンダを信じるしかないわけで、当時としては普通の人だったんだろうと思う。文才を期待してはいけないが、話の中で興味深いのは御大及び将校達の人となりが結構細かく描かれているところ。また結局最期まで彼は市街地の悲惨さを目にすることが無かったというのが、さもありなんである。しかし、解説やまえがきにあるように彼女が戦後贖罪の日々を過ごしたということに哀れみを覚えてしまいました。

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