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アティカス、冒険と人生をくれた犬

トム ライアン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784797673463
ISBN 10 : 479767346X
Format
Books
Release Date
December/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ミニチュア・シュナウザーのアティカスと、高所恐怖症の太った中年男トム。
あり得ないコンビが冬季2シーズンで147峰を制覇! チャリティ冬山登山を成功させた。
人生を変えた犬との友情、自然のすばらしさを描いた心温まる感動の実話!

犬のかわいらしさ、登山の醍醐味も味わえるこのノンフィクションは、全米から熱い支持を受け、ニューヨークタイムズベストセラーリスト入り。その後もロングセラーとなっている。

野口健さん(アルピニスト)推薦!
〈ふたり〉は一緒に山に登って、
かけがえのないパートナーになった。

【内容】
アメリカ東部、ニューベリーポート。ひとりで新聞を発行する著者トムは、独身の太った中年男だ。ひょんなことから犬を飼い、初めて念願の家族を得る。
ミニチュア・シュナウザーのアティカスとホワイト山地で登山をはじめると、ふたりともたちまち夢中になった。アティカスはトムを先導し、山頂で悠然と景色を堪能する。
山に通い、自然のすばらしさや冬山の試練を経験するうちに、疎遠だった父親との距離も少しずつ近づいてきた。
やがて友人のがんをきっかけにチャリティ登山に挑み、1シーズンで1200メートル以上の冬山、81峰登頂を成し遂げる。小型犬が危険な冬山に果敢に挑む姿は人々の感動を呼び、多くの寄付が集まった。そんな折り、アティカスの様子がおかしくなる――。
アティカスのおかげでどんどん変わる人生。トムは次の一歩を踏み出した。

【著者プロフィール】
トム・ライアン(Tom Ryan)
1961年生まれ。アメリカのマサチューセッツ州ニューベリーポートで、〈アンダートード〉紙を立ちあげ、10年以上編集発行に携わる。2007年、愛犬のアティカスとともにニューハンプシャー洲ホワイト山地へ引っ越す。5年間でアティカスと標高1200メートル以上の山450峰を制覇。自身のブログや新聞等でアティカスとの体験を執筆している。2017年3月に“Will’s Red Coat: The Story of One Old Dog Who Chose to Live Again”を刊行。

【訳者プロフィール】
金原 瑞人(かねはら みずひと)
法政大学教授・翻訳家。1954年岡山市生まれ。児童書、ヤングアダルト小説からノンフィクションまで500点以上を翻訳。訳書に『不思議を売る男』(偕成社)、『豚の死なない日』(白水社)、『青空のむこう』(求龍堂)、『国のない男』(中公文庫)など。エッセイ、日本の古典の翻案、ブックガイドの監修、書評なども手がける。

井上 里(いのうえ さと)
翻訳家。1986年、宮崎県生まれ。訳書に〈サバイバーズ〉シリーズ(小峰書店)、『わたしはイザベル』(岩波書店)、〈イザドラ・ムーン〉シリーズ(静山社)など多数。

【著者紹介】
トム ライアン : 1961年生まれ。アメリカのマサチューセッツ州ニューベリーポートで、“アンダートード”紙を立ちあげ、10年以上編集発行に携わる。2007年に愛犬のアティカスと共に、ニューハンプシャー州ホワイト山地へ引っ越す。5年間で、アティカスと標高1200メートル以上の450峰を制覇。自身のブログや新聞等でアティカスとの体験を執筆している

金原瑞人 : 法政大学教授・翻訳家。1954年岡山市生まれ。児童書、ヤングアダルト小説からノンフィクションまで500点以上を翻訳。エッセイ、日本の古典の翻案、ブックガイドの監修、書評なども手がける

井上里 : 翻訳家。1986年、宮崎県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ケイ

    新聞記者なのよねと思うほど、話が飛んだり、脈略がなかったり…。でも、言葉なんていらないだろう(本だけど(^^;) 冒頭の写真が何より語っている。媚びないマイペースな犬サイコー。アティカスの名前は「アラバマ物語」の弁護士からだぞ!。作者が最後に引用したA.AミルンによるWinnie-the-Poohの一文は、本当に彼らためのもの。「こうして二人は出発しました。どこへ行こうと、行先でどんなことがふりかかってこようと、あの森の上にある魔法の場所では、少年とその子のクマがいつまでも遊んでいることでしょう」

  • ケロリーヌ@ベルばら同盟

    「ぼくの相棒は、フロド・バギンズで、ドン・キホーテで、ハックルベリー・フィンだ。家から一歩足を踏みだした瞬間、冒険に巻きこまれてしまった英雄だ。」独身の中年男と、小さな犬の挑戦が始まる。小児がんと戦う子ども達を応援するため、ニューハンプシャー州のホワイト山地に居並ぶ4000フッターと称される48の頂を踏破する。冬のシーズン中に、2度、計96登頂だ。友人を偲ぶチャリティーとして始めた登山が、自身の父親との関係、人生を見つめる契機となって行く。勇気と愛に溢れる名犬アティカス、素晴らしい冒険をありがとう!

  • roatsu

    本書に綴られる愛犬アティカス(老犬マックスも)と過ごしたかけがえのない日々、そして著者が経験する変化は人生における真の自己実現と成長はこういうことなのだと気づかせてくれる。それにしてもホワイト山地の山々を厳冬季でも軽々と登り、山頂では思索に耽る”小さなブッダ”アティカスの凄さには脱帽。こんな犬もいるんだと驚いてしまう。また何気ない日々の描写から窺えるトム氏を始め、自立した個人として当たり前に自分の人生を生きている米国の人々の生き方も印象深い。ともあれ犬好き、登山好きとして心から感動した素敵な一冊だった。

  • imuzak12

    実際に読んだ版はこちら⇨ https://bookmeter.com/books/5013620

  • アーク

    犬がどこまでも人間に寄り添う存在だとつくづく再認識した一冊。筆者との幸運な出会い、山登りという山岳救助犬以外にはあまり聞いたことのない分野で活躍し始める様子、そして病気や怪我を乗り越えても生き延びようとする生命力の強さ。この犬が筆者の人生を変え、そして自らも変わっていく様子が手に取るように分かるな。まるで読んでいる僕もこの最高のパートナーたちに寄り添って冒険したかのような一冊だった。犬好きなら必読。

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