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トム・ストッパード 2 ハヤカワ演劇文庫

トム・ストッパード

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784151400278
ISBN 10 : 4151400273
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「で、ケンブリッジでは、どうして本当の君ではない人間の振りをしてたんだ?」1968年、留学生ヤンは愛するロックを守るため、ソ連軍の侵攻にゆれる故郷プラハに舞い戻る。数年後、そんな彼の元にかつて訣別した恩師の英国人、マックスが現われ…世界に“解放”をもたらすのはロックか、それとも共産主義か。激動の20年を経て、2人の運命は数奇に絡み合ってゆく。ストーンズほか時代を抉る名盤で綴る異色の政治叙事詩。

【著者紹介】
トム・ストッパード : 劇作家、脚本家。1937年チェコスロヴァキア生まれ。英国へ移住。17歳で新聞記者の職を得た後、テレビやラジオのシナリオ執筆を開始。66年『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』で脚光を浴び(68年トニー賞最優秀作品賞。90年に自身の監督・脚本で映画化)、以降話題作を次々と発表。2002年初演の『コースト・オブ・ユートピア』で07年トニー賞最優秀作品賞など7部門を受賞。映画脚本も多数担当し、98年『恋におちたシェイクスピア』でアカデミー賞最優秀脚本賞受賞

小田島恒志 : 1962年生、早稲田大学文学学術院・文化構想学部教授、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • timeturner

    チェコの歴史に疎いのでわかったとは言えない。共産主義は人間の手には負えない玩具なんじゃないか? まあ「主義」はみんなそうか。マックスを見ているとケンブリッジ・ファイヴを思い出す。

  • bittersweet symphony

    ≪追悼≫ ハヤカワ演劇文庫の未読分からピックアップ。 そもそもカール・マルクス自体がドイツとイギリスを行ったり来たりだったなどと思ったりしましたが、内側と外側両方の視点がないといろんなものの見方はできないだろうと現代日本の政治状況も見るにつけそう思いますね。 NHK-BSの番組でもプラハの春とロックの関係のものがありましたが、さすがにシド・バレットへの言及はなかったですね(当時のチェコで実際どのくらい聴かれていたかはわかりませんが)。

  • yellow0702

    前提となる知識が少なすぎて、初読ではあまり理解できず。でも、一度読んでから後ろについてた年表を見て、それから再読したら、だいぶ理解できた。もちろん、内容を全部理解できなくても十分楽しめるけれど、やっぱり理解したほうが面白い。作中に出てくる音楽は聴いたことがないものがほとんどだったけれど、聴きながら読んでみたら少しは雰囲気が味わえた気がした。でも舞台で観てみたいなあ。

  • さとみ

    お芝居を見ていないので、演出の指定が実際どんなふうになるのか、想像するしかない。あと、言及されていたり、BGMに使われたりする曲、バンドを全く知らないということで、かなり理解が難しかった。社会的な問題が核にあるからそこも難しい。でも、反体制派とか、共産党が倒されていったりとか、頭を使って読み進めると結構達成感があった。

  • passage_misato

    舞台の脚本は実際の芝居を観たあとから読むとどうしても演じ手に引きずられがちで、この小田島訳も同様である。が、ヤンがプラスチック・ピープルが好きで、フェルディナントがビーチボーイズとういう情況とプラハの春後のチェコを思うとき、「ロックンロール」に語られた重さ、時代を思わずにはいられない。場面転換に指定されたアルバムや曲、登場人物が語るアーティスト名からそれはさらに顕著だ。

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