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歴史を変えた6つの飲物 ビール、ワイン、蒸留酒、コーヒー、茶、コーラが語る

トム・スタンデージ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784903063805
ISBN 10 : 4903063801
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ありふれた飲物が人類に及ぼしてきた驚くべき影響の数々!エジプトのピラミッド、ギリシャ哲学、ローマ帝国、アメリカ独立、フランス革命―。歴史に残る文化・大事件の影には、つねに“飲物”の存在があった!6つの飲料を主人公として描かれる、人と飲物の1万年史。17カ国語で翻訳版刊行世界的ベストセラー。

目次 : プロローグ 生命の液体/ 第1部 メソポタミアとエジプトのビール/ 第2部 ギリシアとローマのワイン/ 第3部 植民地時代の蒸留酒/ 第4部 理性の時代のコーヒー/ 第5部 茶と大英帝国/ 第6部 コカ・コーラとアメリカの台頭/ エピローグ 原点回帰

【著者紹介】
トム・スタンデージ : 作家。ビジネス、テクノロジー、科学系エディター。現在はエコノミスト誌の副編集長で、同誌のウェブ、アプリ、SNSなどデジタル関連業務の責任者も務める。歴史書を6冊執筆・刊行している。オックスフォード大学卒、エンジニアリングおよびコンピュータ・サイエンス専攻。音楽一家に生まれ育ったが、本人いわく、家族の中で唯一、才能に恵まれなかった。妻子とともにロンドン在住

新井崇嗣 : 翻訳家、音楽ライター。中央大学法学部法律学科卒。メンフィス大学英語学部言語学科修士課程修了。訳書などの他、雑誌記事、CDライナー訳、歌詞対訳のほか、音楽誌の記事およびライナーも多数執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 十川×三(とがわばつぞう)

    面白い。飲み物を中心にした視点で歴史を解説。飲み物が歴史を動かしたと錯覚してしまう。どの場面でも飲み物は傍にあり、歴史とうまく絡めて面白かった。▼@ビール、古代では栄養剤。ストローで飲んだ。▼Aワイン、古代ギリシア人の議論の場シュンポシオン。▼B蒸留酒、米先史では英支配地ではラム、仏支配地ではブランデーが交易に使用。

  • rosetta

    自分の職業柄もあって非常に興味深い本だった。歴史を道具で、旧石器、新石器、青銅器、鉄器時代と分けるように飲み物でそれらを区分する。メソポタミアやエジプト時代のビール、ギリシアやローマ時代のワイン。イスラムから蒸留技術が齎された大航海時代の蒸留酒、新大陸から流入しカフェが発達し発達しフランスでは革命の発火にもなった珈琲、イギリスが世界の地表の5分の1を支配した頃中国との貿易不均衡からアヘン戦争に至った紅茶、アメリカが世界を影響下に置く中で広まったコカ・コーラ。専門書ではなく読み物として抜群に楽しい。

  • 燃え尽きタコ

    世界史を飲料水で分けた本。 似たような本や動画を見ているので大体知ってる内容だったが、改めて安全な飲料水の確保の重要さの大切さを理解した。アルコールって偉大だなぁ。 あと、読んでるとイギリスの印象が無限に悪くなり、アメリカ万歳が多いので著者アメリカ人かな?と思ったらイギリス人で少し笑った。

  • kuukazoo

    コーヒーの歴史についての本を読むうちどうして皆こぞって飲むようになったのかがどうにもわからなかったのだが、この本のおかげでわかったような気がする。面白かった。人にとって安心な飲料をいかに安定確保するかは歴史上切実な問題だった。世界史の中で一番最初に作られたのがビール、そしてワインといった発酵によるアルコール飲料。さらにそれよりも強い蒸留酒(ラム)が作られ、奴隷貿易における通貨として使われ....しかし、コーヒーが普及するまでノンアルコールの飲み物がなかったとは驚きである。そりゃこぞって飲むわけだ。

  • CHRONO

    大きな歴史の転換点の中にも庶民の生活があり、その生活に潤いをもたらす飲料が、歴史を動かす一助となる例をいくつも楽しめる良書。歴史を語る切り口が新しくて興味深い。特にビールとワインの飲料としての地位についてと、蒸留酒の普及に伴った大航海時代の問題解決、茶の歴史からのアヘン戦争などが読みごたえがありました。図書館で借りて読みましたが、買おうと思います。

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