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英語のアポリア ネイティブが直面した言葉の難問

トム・ガリー

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784327490263
ISBN 10 : 4327490261
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ネイティブにも不可解な英語の世界。辞典編纂者・英語教師としての長年の言語体験をもとに、教育の対象となってしまった言葉が孕む問題の数々をユーモラスに綴ったエッセイ。

目次 : 無用の英語/ 英語の不通/ 英語の問題/ 言語の問題/ うるさい英語/ 束縛される英語/ ネイティブの問題/ nativeの問題/ 教育の問題/ 英語の喧嘩/ 子供の英語/ 試験の英語/ 英語の文化/ 機械の英語/ 問題の英語

【著者紹介】
トム・ガリー : 1957年米国カリフォルニア州生まれ。東京大学大学院総合文化研究科・教養学部グローバルコミュニケーション研究センター(言語情報科学専攻兼務)教授。シカゴ大学で言語学修士課程と数学修士課程を終了してから来日。日英翻訳、辞書編集に携わった後、東京大学教養学部のクリティカル・ライティング・プログラム特任講師となる。2013年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • サアベドラ

    著者は日本在住のアメリカ人の教育者、翻訳者、辞書編纂者。英語について、言語学習について、日本における英語教育についてなどを語った短いエッセイ17本を収録。2022年刊。世界中で様々なバックグラウンドを持つ人々が様々な目的で用いている英語は当然ながら「一つ」ではない。ブリテン諸島の西ゲルマン人の一言語からもはや得体の知れないクラーケンのようになったなにかをペーパー試験で画一的に測ろうとしたらどうしても歪みが発生する。少し考えてみれば当たり前のことだが、日本の英語教育者や教育論者はどこまで自覚してるのだろう。

  • kenitirokikuti

    図書館にて。研究社、2022年。著者は80年代に来日して40年あまりを日本で暮らし、『新和英大辞典 第5版』編集委員も務めている▲「先日はありがとうございました」日本語ではありふれたあいさつだが、英語でこれを言われると、なぜ数日後に謝礼を?と感じるそうな。もちろん、ことばのやりとりには文化的な文脈がある、と徐々に理解が深まったそうであるが▲我々はジャパングリッシュを拙いものと恥じるが、米国出身の英語母語者で日本以外の非英語母語地域で暮らした著者にとっては「英語って何?」との思いが強いそうな。

  • acupofcoffee

    アメリカ人であり、大学で言語学を専攻した自称「言語オタク」である著者が、自らの言語学習・教育・翻訳経験を通じて実感したことを綴ったエッセイです。英語を使う仕事をしている身としては、いちいち頷ける内容ばかりでした。特に、著者が英会話講師時代、日本人生徒に「r」と「l」の聞き分けや「a」と「the」の使い分けを教えようと何カ月も奮闘したが改善がみられなかった、というエピソードは身につまされます。130ページほどの短い本ですが、自国語や外国語とのかかわりを振り返るきっかけとなります。

  • サミー

    イントネーションの問題や、英語自体の問題など言葉ってめっちゃむずいなって思った。最終的にはネイティブに発音を確認しなきゃわからないし、何なら英語が世界各国で散らばりすぎて何が正しい英語なのかも難しい問題だと。私ののぞみは蝶ネクタイに声吹き込んだら英語が喋れている江戸川コナン式。コナンいくもん!

  • takao

    ふむ

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