Books

労働系女子マンガ論!

トミヤマユキコ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784907053659
ISBN 10 : 4907053657
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2023
Japan

Content Description

労働をめぐる女子の悩みの数だけ、応答を試みるマンガが存在するー

タバブックスwebサイトで2013年から不定期連載していた「労働系女子マンガ論!」ついに、ついに書籍化!!

恋愛、結婚、出産、といった人生のイベントを迎えるたび、続けるか辞めるかの選択を迫られるのは、たいてい女子の側。労働環境はここ数十年で大きく変化し、どうするのがベストなのか判断がつかない‥
「女子×労働」の視点で読む女子マンガに人生をサバイブするヒントがある!誰もが知っている王道作品から、知る人ぞ知る隠れ名作まで、気鋭の研究者トミヤマユキコの女子マンガ論、決定版です。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 𝐂𝐄𝐋𝐄𝐒𝐓𝐈𝐍𝐄

    最後に紹介されていた『愛すべき娘たち』という漫画の、牧村のキャラ設定に度肝を抜かれた。すごすぎる。自立した女性への、過剰なまでの希求が、実は父親による性的虐待に起因しているということ。しかし、自ら掲げた救いの言葉、宣言ゆえに、そこから少しでも外れるたびに言い訳をしなくてはならなくなるという呪い。すごい。こんな漫画を書いた作者もすごいし、そのすごさを10頁に満たない紙面で伝えるトミヤマ先生もすごい。

  • よっちん

    図書館

  • Tsu_ba_saa

    時代を問わず、人生について考えさせられるような少女マンガを「女子マンガ」とし、その中で労働がどう描かれているかという論考がまとめられた本。大人の話なので当たり前のようにみんな働いているが、どう働いているか、仕事というものがどう描かれているかという切り口は面白い。『はいからさんが通る』や『ベルばら』、『動物のお医者さん』など、往年の作品の論評も面白い。気になってた作品をうっかり大人買いして読んでしまった(『海街diary』)。

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