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平等についての小さな歴史

トマ・ピケティ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622097327
ISBN 10 : 462209732X
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「もう少しまとめて書いてもらえるとありがたいです‥この本はある意味、そんな要望に応えたものだ」。3000頁を250頁に凝縮。

【著者紹介】
トマ・ピケティ : 1971年5月7日、フランスのクリシー生まれ。パリ経済学校経済学教授。社会科学高等研究院(EHESS)経済学教授。EHESSおよびロンドン経済学校(LSE)で博士号を取得後、マサチューセッツ工科大学(MIT)で教鞭を執る。2000年からEHESS教授、2007年からパリ経済学校教授。多数の論文を発表。経済発展と所得分配の相互作用について、主要な歴史的、理論的研究を成し遂げる。世界不平等研究所および世界不平等データベースの共同ディレクター、「欧州の民主化のためのマニフェスト」の発起人も務める

広野和美 : フランス語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • あらたん

    「21世紀の資本」「資本とイデオロギー」の次に手に取ったピケティ本。前2冊の要約本でもあるが、事実の説明に重きを置いていた前2冊とは違って「不平等は解消できる」という彼の政治的主張か強く出ている。現状への鋭い批判精神を持ちながらも、どことなく人間そのものに対しては楽観的な見方をしているのが印象的。 「膨れ上がった公的債務を解消するにはインフレ、増税(特に資産税)、収用の三つの手段がある」という指摘はちゃんと覚えておこうと思う。

  • 1.3manen

    2021年初出。不平等に対する反乱、公正な制度を学ぶ:不平等は社会や歴史や政治が生み出す。経済や技術の発展レベルが同じでも、所有権制度や国境管理体制、政治や社会のシステム、税制や教育制度などを整備する手法は多岐にわたる(7頁)。富の創出は、国際分業や地球上の天然資源の利用、人類誕生以来蓄積されてきた知識に左右される(8頁)。

  • 速読おやじ

    資本主義のど真ん中で働く自分だからこそ響くメッセージを持つ作品。著者は歴史を通じた不平等の進化を丁寧に辿りつつ、資本主義の限界を指摘し、新しい再分配のビジョンを提示します。資本主義は効率的な資源配分の原動力である一方、制度設計の欠陥が富の集中を招くという考えは、自分の仕事の意義を問い直す重要なメッセージだ。著者の推奨する「参加型社会主義」や累進課税は資本主義を持続可能なものにするためのツールなのではないか?現実に不平等は存在する。自分の立場でどのように具体的な行動を起こせるか?これはちゃんと考えないと!

  • urs

    ピケティ初読。格差の拡大と中間層の増加というテーマは既に知っている内容であったものの、歴史的背景やデータが豊富に示されていて説得力があった。(日本のデータが示されていたのが個人的に嬉しかった。) また、植民地政策に対する賠償というのは初めて知った。 1月にM.サンデルとの対談本が出るらしいので読んでみようと思う。

  • ichigomonogatari

    より多くの人に届けるために、ピケティが自著3冊『格差と再分配』『21世紀の資本』『資本とイデオロギー』と新たな研究・展望をコンパクトな1冊にまとめたもの。人間社会における社会階層間の不平等が歴史上どのように変化してきたかを考察し、目指すべき社会・・環境に考慮した他民族共生の参加型・連邦主義的民主主義社会を打ち立てるにはどうすればいいか具体的に論じる。

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