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図説「最悪」の仕事の歴史

トニー・ロビンソン

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562041190
ISBN 10 : 4562041196
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

反吐収集人、蛭採取者、踏み車漕ぎ…。古代から近代に至る、「誰かがやらなければならなかった仕事」を辿った初めての歴史。貴族生活も産業革命も、彼らがいなくてはあり得なかった。イギリス裏面史の決定版。

【著者紹介】
トニー・ロビンソン : 英国の俳優、放送タレントで、『英国の英雄伝説』や子ども向けの本『英国の王様と女王様たち』を始め、歴史や神話に関する著書多数。また、英国チャンネル4のテレビシリーズ『タイムチーム』をもとにした考古学の入門書『考古学なんてくだらないけど面白い』を大学教授ミック・アストンと共著し、台本を手がけた『乙女マリアンと愉快な仲間たち』では、英国アカデミー賞と英国テレビ協会賞を受賞

デイヴィッド・ウィルコック : テレビ・プロデューサーで、ロビンソンとともにチャンネル4のさまざまな歴史番組をプロデュースし、台本も書いてきた。『ロビン・フッドと英国の本当の君主』では、非体制的な君主候補者というユニークな視点で番組をつくった

日暮雅通 : 1954年生まれ。翻訳家。青山学院大学卒。英米文学および科学技術ノンフィクションの分野で活躍。日本文藝家協会会員

林啓恵 : 1961年生まれ。翻訳家。国際基督教大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • こばまり

    さて、この中からどうしても一つ選ばねばならぬとしたら。チューダー王朝時代の魚売り女だろうか。男勝りで言いたい放題。キツイ仕事の合間には牡蠣もつまめる。だがしかし、ひとたびがみがみ女の烙印を押されるや、水責めか轡を付けて市中引き回しの刑が待っている。TV番組の企画に端を発しているので読み易い。イギリスのテレビマン達のまさに仕事の結晶だ。

  • Miyoshi Hirotaka

    「危険、きつい、汚い」の3Kに「低収入、退屈」の2Tを加えた仕事の歴史。各時代のゆがみは底辺で苦労した人に体現されている。例えば、煙突掃除夫は、浮浪児を拾って煙突に登らせた。狭い煙突に入るためには、痩せていた方がいいので、食事もロクに与えなかった。一方、各時代の最悪の仕事は、様々な故事や成句の語源になり、その時代の文学作品にも引用され、英語の世界を豊かにした。技術の進歩や法改正で、消えた仕事もあれば、新しく生み出されたものもある。この本はヴィクトリア時代までを網羅したが、最悪の仕事はこれからも記録される。

  • GAKU

    決して就きたくない仕事ばかりでした。

  • ちさと

    紀元前4世紀頃からローマ、アングロサクソン、中世…ヴィクトリアの時代頃までの、歴史の影で苦労した、社会の底辺にいた人達の仕事に着目した「退屈でない英国史」。「こんな時代だから故にあるこんなお仕事」って言うのが紹介されていて、連続した風俗史がよく分かる1冊です。紹介されている仕事の何割かは、3Kというよりも退屈で死んでしまいそうなものだった。現代の仕事もそうとも言える。理髪店の外に置いてある赤と白のしましまポールが中世の治療床屋(血と包帯)の標識だったとは初めて知った。

  • ミツツ

    ローマ時代からヴィクトリア女王時代の最悪の仕事の数々。とにかく、今の時代で良かったと胸をなでおろすばかり。

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