トッド・マクリーシュ

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イッカクを追う

トッド・マクリーシュ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562049769
ISBN 10 : 4562049766
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

神秘的な長い牙を持つクジラ、イッカクに魅了されたネイチャーライターが現地取材も重ねて書いた科学ノンフィクション。
その生態、イッカクが住む北極圏やイヌイットについて、地球温暖化の影響等、多角的に描いた初めての本。

【著者紹介】
トッド・マクリーシュ : 20年以上にわたり、野生生物と環境問題を専門に扱ってきたライター。100を超える雑誌や新聞に寄稿している。アメリカのロードアイランド州在住

中村有以 : 英語翻訳家。1980年生まれ。国際基督教大学人文科学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • フジマコ

    イッカク、本当に神秘です。イッカクの存在はユニコーン伝説にも繋がっていて、非常に興味深くこの本を手に取りました。イッカクの事はほとんど知らなくて、角に見えるのは歯が進化した牙だってことくらいしか知らなかったんだけど、昔読んだ村上春樹さんの文書にユニコーン関連の文書があって(ありましたよね)その時位からイッカクの事がちょっと気になっていたって感じです。小さい時クストー船長の「野生の王国」が大好きだった僕は、本でも自然をテーマにしたドキュメンタリー本は大好物で、やっと順番が回ってきたという感じです。

  • kinkin

    見れば見るほど知れば知るほど不思議な生き物だ。ほんの20分くらいで水深1000メートルくらいの底に潜ってエサを食べて戻ってくるなんて凄い。 イッカクの角、とても高価なものらしい。生体を一度見てみたいと思った。

  • Tetsuharu Hanazaki

    ライターのトッド・マクリーシュ(Todd McLeish) による一冊。主に2週間の北極の調査チームに、加わった時の体験を軸に書かれている。 イッカクを知らない人が大多数なのは想像上のユニコーンと混在してるみたい。 記憶をたどると、スミソニアン博物館の図鑑で、イッカク科の生き物はイッカクとシロイルカの二種類だけ!という驚きだった。 飼育されている水族館は世界中のどこにもなくて、カナダのバンクーバー水族館で、飼育に挑戦したが、、、悲しい歴史もあった。 卵型に真っ直ぐな角。最高に美しい生き物だと思う。

  • takao

    びっくり。オスにのみ一本の角がある

  • Yoshiki Ehara

    数メートルもある一本の長い牙を持つ小型のクジラ、イッカク(Narwhal)を最初に知ったのは、ジュール・ベルヌの「海底二万マイル」でした。 ユニコーンのモデルになったという特徴的な牙をはじめ、イッカクの生態の多くは謎に包まれています。イッカクは氷に覆われた北極海で一生を過ごし、20分ほどの潜水時間で1000メートルの深海まで潜ると言われています(氷に閉ざされた冬の間、どうやって息継ぎをする海面を見つけるのだろう?)。北極海でイヌイットの漁師と共にイッカクを追うシーンは、圧巻でした。

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