犬を飼ったら、大さわぎ! 2 トラブルメーカーのブルドッグ?

11歳のエリックは、
内気な男の子。
親友のパーカーが
飼っている
ゴールデンレトリバーの
ように、
かっこいい犬を
飼いたいと
いつも思っていました。

ある日、
獣医のお母さんが
働いている
動物病院の外で、
大きなブルドッグを
見つけました。

首輪には、
「ミートボールを
よろしくお願いします。
うちでは
もう飼えません」
というメモが
はさんであります。

かわいそうに思った
エリックは、
ミートボールを
連れてかえることに
しました。

ところが、
ミートボールは
わがままでマイペース！
　散歩に行けば
歩道に座りこんで
動かなくなるし、
公園でボールをなげても
とりに走りません。

でも、ミートボールの
おかげでエリックは、
しだいに
変わっていき‥‥？

わがままな犬を
めぐって、
内気な男の子が
成長していくようすを
描いた、
楽しい物語。

【著者紹介】
トゥイ・T.サザーランド : アメリカの児童文学作家。１９７８年にベネズエラで生まれる。パラグアイやドミニカ共和国、ニュージーランドで短い間過ごしたのち、アメリカ合衆国で育つ。ウィリアムズ大学を卒業後、子どもの本の編集者として出版社に勤務し、その後、児童文学作家になる

相良倫子 : 東京都生まれ。英会話学校、国際機関を経て、翻訳家に（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）