デヴィッド・ロバート・グライムス

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まどわされない思考 非論理的な社会を批判的思考で生き抜くために The Irrational Ape

デヴィッド・ロバート・グライムス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041078433
ISBN 10 : 4041078431
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

嘘や陰謀論にだまされない「考え方」がわかる22章。誰にも人の考えを変えることなどできない。できるのは、自分の考えを変えることだけだ。

目次 : 不条理と残虐行為/ 第1部 理性の欠如/ 第2部 純粋で単純な真実?/ 第3部 思考の罠/ 第4部 嘘、大嘘、そして統計/ 第5部 世界のニュース/ 第6部 暗闇に立つろうそく

【著者紹介】
デヴィッド・ロバート・グライムス : 物理学者、ガン研究者、科学ジャーナリスト。1985年アイルランドのダブリン生まれ。オックスフォード大学およびクイーンズ大学(ベルファスト)所属。BBC(英国放送協会)・RTE(アイルランド放送協会)で科学・政治・メディアに関するコメンテーターとして活躍中。ガーディアン紙、アイリッシュ・タイムズ紙、スペクテイター誌、その他多くの媒体で記事を執筆した。アイルランドにおける科学関連の政策のアドバイザーも務める。ワクチン反対運動や気候変動、原子力などに対する認識の誤りを科学的な視点から解説して世論を正しい方向に導いた功績から「2014 Sense About Science/Nature Maddox」賞を受賞

長谷川圭 : 高知大学卒業後、ドイツのイエナ大学でドイツ語と英語の文法理論を専攻し、1999年に修士号取得。同大学での講師職を経たあと、翻訳家および日本語教師として独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • breguet4194q

    帯のとおり、「現代はかつてないほど、人々が操られやすい時代」であることを、非常に細かく丁寧に説明しています。結果的に読後感はあまりよくないです。焦りに似た感覚です。社会に警鐘をならす著者の意図は、しっかりとしたエビデンスを元に、よく考えること。著者によると、SNS上の記事の59%が、記事を読んでない人によって拡散されていると言います。特に著者の専門分野である癌のことで拡散された論理性のない情報には、憤りを感じます。改めて、自分の生きる時代の側面を学ぶことができました。

  • けぴ

    インターネットの発達した現代は情報に満ちている。そんな中、自分に都合の良い情報だけを信じる=「チェリーピッキング」をしがちであることが述べられる。数字のマジックにも注意が必要。99.99%の精度のHIV検査について、陽性結果が出た場合、検査を受ける集団により、真に感染している可能性か変わる「ベイズの定理」は勉強になった。トランプが大統領になった時の誤った情報操作や HPVワクチンを巡る声の大きい集団によるワクチン中止の害など具体的な例を挙げた分析も興味深い。日本人著書にはない視点で論理的に書かれた良書!!

  • Moca

    結論としてまとめると、現在、高度情報化社会の中で、どのメディアが正しいのかを情報戦争せざる得ないのであろう。 どれが本当なのか、どれがデマなのか、どれが正しいのかで情報を鵜呑みして、左右に振り回されると疲れるのであろう。 なので、自分なりには何が正しいのかを上手いこと情報収集し、中立的な思考を持ち、判断することが重要である。

  • Moca

    カトリック教では、プロテスタントより信仰度が高いけれども、そんな聖なる宗教の中で悪が存在しており、規律が厳しい信仰度の高いカトリック教信者の中に聖なるものを穢している者も存在しているのだ。 宗教を信仰するには、その信仰している宗教の常識を疑い、穢れることのない聖なる宗教を信仰する必要がある。 これはおかしいなぁと思ったら、ひとまず立ち止まり、これをやってもいいのかなぁと疑問を持つことが必要だ。

  • りょうみや

    人間が生来持つ様々なバイアスや偽情報に惑わされないための批判的思考の内容。如何にも頭の良い人が書いた内容で読めば頭がよくなった気にさせてくれる。同内容の本は多いがその中では秀逸。社会心理、記憶、統計、疑似科学などパートそれぞれが薄めの本並のボリュームがあり読み終わるのに時間がかかった。よくこれだけの分野を網羅して具体例を集めたと思える。個人的にはネット・SNSで自分の好みの情報のみを選別してより偏っていくことを肝に銘じたい。

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