デレク・パーフィット

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理由と人格 非人格性の倫理へ

デレク・パーフィット

User Review :4.0
(1)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784326101207
ISBN 10 : 4326101202
Format
Books
Publisher
Release Date
June/1998
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
森村進 ,  

Content Description

“私たちは自分たちが信じているものではない。それはいかにしてか。”人格の同一性、道徳性、合理性などにまつわる私たちの奥深い信念を揺るがす、現代倫理学からの挑戦。20世紀後半の最も重要な哲学書。

目次 : 1 自己破壊的諸理論(間接的に自己破壊的な諸理論/ 実践的ディレンマ/ 道徳数学における五つの誤り/ 直接的に自己は快適な諸理論/ 二つの可能性)/ 2 合理性と時間(“自己利益説”に対する最善の反論/ 完全な相対性への訴え/ 時間への異なる態度/ われわれはなぜ“自己利益説”を斥けるべきなのか)/ 3 人格の同一性(われわれは自分自身を何であると信じているのか/ われわれは自分たちが信じているものではない。それはいかにしてか/ われわれの同一性は重要なことではない。それはなぜか/ 重要なこと/ 人格の同一性と合理性/ 人格の同一性と道徳)/ 4 未来の世代(非同一性問題/ いとわしい結論/ ばかげた結論/ 単純追加パラドックス)

【著者紹介】
デレク・パーフィット : 1942年中国生まれのイギリス人。オックスフォード大学で学び、1967年以来そのオール・ソウルズ・カレッジのシニア・リサーチ・フェロー(研究員)。専門分野は倫理学と形而上学、特に両者の相互関係。また熱心な建築写真家でもある

森村進 : 1955年東京生まれ。一橋大学大学院法学研究科教授(専攻・法哲学)・法学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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本書は非常に厚い本であり、前から順に読み...

投稿日:2021/04/18 (日)

本書は非常に厚い本であり、前から順に読み進めばよいという類のものではない。いくつか重要な争点があるため、その点に絞って、当該章(とその前後)を読むような形で入るのがいいのではないかと思います。重要書ではありますが、哲学専攻の学部生にとっても相当に難解なのではないでしょうか。

ai さん | 不明 | 不明

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