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グリニッジ・タイム 世界の時間の始点をめぐる物語

デレク・ハウス

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784887217300
ISBN 10 : 4887217307
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

古代ギリシャの月蝕の観察、大航海時代の天体観測の発展、近世の王立天文台の設置…。地球上の“時・空の中心”を求める人々の、数千年にわたる試行錯誤の数々を、多くのエピソードとともに語る。

【著者紹介】
デレク・ハウス : 第2次大戦中は英国海軍に入隊、航海士となる。1958年、海軍少佐で退役。1963〜83年、グリニッジの国立海事博物館の航海および天文学主事

橋爪若子 : 東京生まれ。慶応義塾大学文学部卒業。法政大学大学院人文科学研究科地理学専攻博士課程修了。モントリオール市カナディアン・インペリアル・バンク・オブ・コマース地域開発調査部、オーストラリア在ヴィクトリア州政府事業開発調査部などを経て、元法政大学文学部ならびに国士舘大学文学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kinaba

    時間は二の次というと語弊があるかもだけど、経度の正確な確定の道具としての正確な時刻の必要性がひたすらあった、という流れ、なるほどだった。

  • Uzundk

    時間を知るとは場所を知ることでもあった。 1300年代の航海の時代になると海の上で自身の位置を知るためには、時刻を知ることと星を観測する以外に方法が無かった。 船が一般的になるにつれ、海図やコンパス、時計の不正確さが原因で自らの位置を見失い座礁、沈没する例が増えていく。全ての航海の安全のために。グリニッジの役割は位置を知るための基準点となることだった。 陸上では電車の発達と共に現地時間から、ある基準点での平均太陽時間への以降が進む。 時間という概念の発展がとても面白い

  • lokkyu

    本初子午線が設定されるまでの過程と標準時間の統一について書かれていた。経度と緯度が発案されたことにより、航空や航海に、地図の発展に関わっていることがなんとなくわかる。クリニッジ王立天文台に行ってみたくなる。

  • まなてぃ

    緯度・経度がどうして必要とされていたのかといった経緯や、どうしてイギリスのグリニッジが0度になったのか、標準時に合わせるために当時の工夫などが書いてある。

  • もとせ

    182頁引用【もしも本初子午線が採用されるとするなら、それはグリニッジの子午線でなければならぬ。なぜならば、全世界のほとんどの航海が、グリニッジにもとづいた計算に依存しているからだ…しかしながら、グリニッジ天文台長としての私がこのことを要求していると思われるのは、きわめて遺憾である。グリニッジには、世界の子午線を管理する高い地位を維持するべく最善をつくさせよう。そして、航海暦も最善のものたらしめよう。こうすれば、本初子午線などという虚構の名誉をあえて要求することなしに、我々の努力を結合させることになろう】

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