デュガルド・クリスティ

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奉天三十年 下巻

デュガルド・クリスティ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784004000266
ISBN 10 : 4004000262
Format
Books
Publisher
Release Date
February/1998
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

十九世紀末から二十世紀初頭にかけての満州は、日清戦争、拳匪事変、日露戦争、民国革命など、世界的な大事件の舞台となった。本書は一八八三年、この満州に伝道医師として渡来し、その後老齢で故国に帰るまで四十年間献身的に満州人のために尽くして民衆の信望を一身にあつめたスコットランド人クリスティーの自伝的回想記である。

目次 : 代價を支拂ふ/ 再び戰爭・一九〇四年/ 奉天戰の眞唯中にて/ 無辜の苦しみ/ 再建/ 靈的向上/ 醫療傳道事業の原則/ 滿洲に於ける醫學教育の起源/ 黒死病/ 防疫戰〔ほか〕

【著者紹介】
クリス・ティー : 1855‐1936年。スコットランド生まれ。医師、キリスト教伝道者

矢内原忠雄 : 1893‐1961年。1917年東京大学卒業。経済学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 金吾

    20世紀初頭の満州の状況を垣間見ることができます。日露戦争直前、ペスト、張作霖が良かったです。

  • 千本通り

    義和団の乱の後、日露戦争での奉天の様子を第三者が記録していて貴重。戦後日本人は勝利者として振る舞い、支那人を被征服民として扱ったので嫌がられたこと、日本からモルヒネが大量に違法取引で流入したこと、袁世凱や張作霖を意外と良く評価していることが印象に残った。なお著者が設立した奉天医科大学は満州事変で多くの教授が去り、太平洋戦争で日本が敗北後に中国医科大学に吸収された。

  • がんぞ

    もちろん近代軍隊に勝てるはずもない。清朝を終焉させた愚挙は、だが“ナショナリズムの発現”と今は評価されているらしい。日本が不平等条約を改正させるのに交渉でなく暴力を用いたとしたら?“条約を守る(国民に約束せしめ得る)のを政府という”の原則は?北京は連合軍に占領され、ロシアは奉天を撤退せず…。外国から入ってペストが猩獗!結末で「シベリア国境からロシアの列車で旅するものは事実上ロシアの領土と思い…日本の列車に乗り換えれば南満州はすでに日本のもの…」とある記述は歴史書に「日本は線を抑えたに過ぎなかった」の元ネタ

  • katashin86

    清朝末期から軍閥時代まで、英国人伝道医師として満洲を見つめたクリスティー医師の自伝的回想。のし上がってくる若き実力者としての張作霖の姿が印象的。

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