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冒険・探検・歩く旅の食事の歴史物語 エベレスト登山、砂漠横断、巡礼から軍隊まで

デメット・ギュゼイ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562072002
ISBN 10 : 4562072008
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

太古から人が用いてきた移動手段、徒歩。未知の世界を歩くには食べ物が必要だ。登山家や探検家は綿密な計画を練り、軍隊のためには保存食が開発される一方、都市部ではスナックが簡単に手に入る。歩き旅の食事の多様性に迫る。

目次 : 第1章 歩行中の食事/ 第2章 新大陸を歩く/ 第3章 極地の探検/ 第4章 山の探検/ 第5章 砂漠の旅/ 第6章 巡礼の旅/ 第7章 軍隊の食事/ 第8章 屋台の食べ物

【著者紹介】
デメット・ギュゼイ : 食品とワインについて書くフードライターとして活躍。パリの料理菓子専門学校ル・コルドン・ブルーで講義を行う一方、モンブランやトルコのアララト山への登頂経験もある

浜本隆三 : 1979年、京都府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。同大学大学院アメリカ研究科博士後期課程単位取得退学

藤原崇 : 1980年生まれ。同志社大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。同志社大学嘱託講師を経て、摂南大学外国語学部専任講師。専門は英語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ワンピで壊血病になったヨサクにサンジがライムの果汁を絞って飲ませてたけど、南極探検では凍っちゃうので無理。確かにイヌイットのみなさんも肉生食でビタミン摂取するとは聞いたことがあるもんな…。ビタミンCの錠剤も壊血病治療のために生まれたもの。ドイツ人のレーションはイタリアのものが用いられたけど、ドイツ人はジャガイモのかわりに豆でバターの代わりにオリーブオイルなそれが気に食わず、イギリスの塹壕からイギリスのレーション見つけると欣喜雀躍したってのが意外。屋台の食べ物ホットドッグ。そりゃ旨いに決まってんですわ…。

  • taku

    歩くことと食事、テーマが興味を引く。探検と旅から軍隊食に屋台まで、環境や条件の異なる歩行活動における食の歴史がわかる。冒険心と好奇心、あるいは宗教的な精神性は目的地へ足を向かわせ、食事がその足を動かし続ける。重要だからこそ機能性だけでなく、楽しむ心のチャージも食品に求められてきたこと。北極探検では、荻田泰永さんが食べることについて語っていたことを思い出した。ほかにも興味深いエピソードが多い。19世紀、女性がヨーロッパの高峰を登頂していった際の食事や荷物、服装。スカートやワンピースはともかく、シャンパン

  • ようはん

    砂漠横断にしろ極地探検や登山にしろ現地の生活に適応した人から教えを受けたり生活の知恵を導入した人が強い。

  • 多津子

    「歩いて移動する旅」においての食事にまつわる歴史。新たなる土地を求めて移動する放浪や開拓、侵略、冒険、巡礼など旅の形態は様々。冒険でも南極北極の旅と高い山に登る旅とでは必要な食事も持ち運びやすい形態も違う。多様な食事とその進化がわかり面白かった。日本からは四国のお遍路が登場。

  • ふるかわ

    テーマは非常に良いのだけれども、自分が詳しいトピックの個所を読むとけっこう間違いが目立つなあ…という感じ。あと翻訳もちょっとですかねぇ。。「濃厚で水っぽいスープ」(251)みたいな、日本語にはなってるけど意味の通らないところが散見(控えめな表現)される気がします。ただ繰り返しですが、テーマは非常に良いです。

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