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警視の挑戦 講談社文庫

デボラ・クロンビー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062934558
ISBN 10 : 4062934558
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

オリンピック出場を目指すボート選手の遺体が、テムズ川で発見された。被害者は、ロンドン警視庁の女性警部。容疑者が次々と浮上した。コーチ、前夫、ボート仲間、そして警察幹部。捜査を任されたキンケイド警視は、「新妻」ジェマの協力を得て、事件の核心に迫る。重厚かつ多層的なストーリー。英国の芳香漂う傑作。

【著者紹介】
デボラ・クロンビー : 米国テキサス州ダラス生まれ。後に英国に移り、スコットランド、イングランド各地に住む。現在は再び故郷のダラス近郊で暮らす。代表作であるダンカン・キンケイドとジェマ・ジェイムズのシリーズは、米英のほか、ドイツ・イタリア・ノルウェー・オランダ・トルコなどでも翻訳され、人気を呼んでいる

西田佳子 : 名古屋市生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業。翻訳家。法政大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • くたくた

    【海外作品読書会】ジェマとダンカンが晴れて結婚式を挙げる。自宅の庭でのガーデンパーティー、役所での届け出、いとこの教会での挙式と3回目。子供達は3人となり、幸福感と活気のある家庭の雰囲気と、突然ダンカンに捜査の命が下った事件の陰湿さが対照的。犠牲者は女性警官、しかも警部。加害者は警察幹部でしかも常習犯。ダンカンの捜査も薄氷を踏むよう。捜査方針をねじ曲げようとする組織の圧力には屈しないダンカンではあるが、ジェマとダンカンが力を合わせて守っている家庭の平安が、これから続いていけるのかと読んでいて不安になる。

  • panam1927

    ★★★★☆

  • Hugo Grove

    面白かった。シリーズを最初から再読してみようかなあ。

  • tom

    主人公夫婦の普段の何気ない生活やらも書き込まれていて、たんたんと物語は進行する。派手さはないけれど、しっかりとした構成。猟奇的であったり、とんでもないアクションがある今どきのミステリーばかり読んでいると、入り口付近では物足りなさを感じるのだけど、読み進めてみると、なにげによろしい雰囲気。十分に満足して読了。この人の作品、最初から読んでみることにする。

  • kyoko

    安定の面白さ。前作を読んだ後にわたしが勝手に心配していたことも解決していてほっとする。久しぶりにダンカンが捜査の中心ということもあり、今回はダンカンの魅力たっぷり。ミステリーとしてもおもしろかったし、ボート競技に関しても英国の伝統と誇りをしかと味わった。

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