デボラ・インストール

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ロボット・イン・ザ・スクール 小学館文庫

デボラ・インストール

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094067156
ISBN 10 : 4094067159
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

三十代のダメ男ベンと幼児のようなぽんこつロボット・タングの世界半周の旅を描く『ロボット・イン・ザ・ガーデン』。ベンと元妻エイミー、娘のボニー+タングとジャスミンのロボット二体という風変わりな家族を描いた『ロボット・イン・ザ・ハウス』。好評シリーズ第三弾がいよいよ日本上陸!プレスクールに通い始めたボニーを見て、タングが言い出した。「僕も学校に行きたい」。果たしてタングは人間の学校に入学できるのか…?ケンカ、別れ、新た出会い。毎日がてんやわんや、でもあったかくて愛おしい家族の日々に笑って泣ける、ハートフル小説。

【著者紹介】
デボラ・インストール : 前職はコピーライター。幼少の頃から文章を書き始め、八歳で初の作品『Sammy the Squirrel』を出版社に投稿。幼い息子の子育てからヒントを得て書き上げた『ロボット・イン・ザ・ガーデン』で作家デビュー。夫、息子とともにバーミンガムに暮らす

松原葉子 : 大阪府生まれ。六歳からの七年間ロンドン郊外のウェンブリーで育つ。国際基督教大学を卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しんごろ

    子育ても大変だけど、感情を持つロボットを育てるのも大変だね。タングはワガママで頑固だから大変だわ。そして、ジャスミンが…。ウルッときたね。タング達に振りまわされながらのベンの奮闘記という印象。そしてラストに、えっ!続くのかいとツッコんでしまった。

  • absinthe

    タングの冒険第三弾。子供が成長しとうとう学校へ。「僕も学校へ行きたい」と言い出すタング。やがて子供は学校で疎外感を感じ始めるがタングは人気者に!選べない子供の個性と親の苦悩。今回は日本で受けるカルチャーショックも話題に挙がる。ほのぼの家族の物語。世の中、思い通りにいかないこともあるんだね。

  • のっち♬

    「何で僕には学校がないの?僕も学校に行きたい」ボニーと共に学校へ通いはじめたタング、読書会のオフ会に行ったり愛とは何かを考えるジャスミン、学校がしっくりいかないボニー、様々な事件や率直な問いかけに悩むベンとエイミー。そんな不器用なチェンバーズ家の日常が淡々と綴られており、劇的な展開はなくとも描かれる葛藤、成長、離別などは普遍性の高いものも多い。もっとも、相変わらず過ぎなところもあるが。特にジャスミンの恋を描いた終盤が印象的。「永遠に壊れないものなどない」「愛を与え、与えられる時、そこには必ずリスクが伴う」

  • おかむー

    「ガーデン」「ハウス」と続いてきた物語も三作目の今回はホームドラマ。心を持つロボットであるタングとジャスミンを家族として受け入れる過程を描いてきたシリーズも、今作では彼らが家族となったうえでの日々が描かれるので好みがわかれるところですね。4歳になった娘・ボニーの問題含みの学校生活だったり中盤以降では家族として避けがたい痛みをタングたちも経験することになったり、これまでのように「ロボットと人間の垣根をのりこえたよダイバシティばんざい」と素直にいかないモヤモヤが少なからず残ります。『もうすこしです』

  • Nat

    可愛いタングにまた会えたけど、ボニーの成長と共に色々悩ましい展開に。いつも通り癒しを求めてよんだけど、色々考えさせられる内容だった。子育てってどこの国でも大変なんだな。日本との学校制度の違いも感じ、どこの国にも学校で息苦しくなる子どもがいることを知った。これまでと違った展開に少し戸惑ったが、ベンたちが再び日本を訪れたことはとても嬉しく、奈良での鹿との遭遇の場面を想像するのは、とても楽しかった。

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