デビッド・c.ポロック

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新版 サードカルチャーキッズ 国際移動する子どもたち

デビッド・c.ポロック

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784883199211
ISBN 10 : 4883199215
Format
Books
Release Date
June/2023
Japan

Content Description

サードカルチャーキッズとは…国際移動を繰り返し、さまざまな国や文化の影響を受けながら独自の生活体験をしてきた子どもたち。親の国の文化でもなく、住んでいた国の文化でもない、間文化(サードカルチャー)で育つ。

目次 : 第1章 サードカルチャーキッズの世界を理解する(私のうちはどこ?―エリカの話/ サードカルチャーキッズとは?/ クロスカルチャーキッズとは? ほか)/ 第2章 サードカルチャーキッズの特徴(利点と難点/ 人格的な特徴/ 実践的な能力 ほか)/ 第3章 サードカルチャーキッズの道のり(過渡期の経験/ 「故郷」に帰る―帰国/ 家族で「過程」を楽しむ ほか)

【著者紹介】
デビッド・C・ポロック : ハウトン大学大学院名誉教育学博士。20年以上にわたり、TCKとATCKへの活動に従事。インタラクション・インターナショナル、グローバル・ノマド・インターナショナル創設者の一人。TCK、その両親、また企業や団体向けに世界各地でセミナーを実施。2004年4月没

ルース=ヴァン・リーケン : 宣教師の子どもとして幼少期を海外で過ごし、自らの子どもや孫たちもTCKである。30年以上、国際間移動をする家族にまつわる問題について世界各地で講演をし、近年はTCKの経験に関する知見を、諸般の事情から多文化環境で育つ子どもたちにも活用する道を探究している。米国NPO法人「ファミリーズ・イン・グローバル・トランジション(FIGT)」の共同設立者及び元代表

マイケル・V.ポロック : 父デビッド・C.ポロックの仕事の関係でTCKとして育つ。ロヨラ大学教育学修士。教員免許とコーチングの資格を持つ。妻とともに3人のTCKを中国で育て、2012年に米国に帰国した。TCKのためのコーチングとコンサルティングを提供する米国NPO法人「ダラージャ」の設立者。米国NPO法人「ファミリーズ・イン・グローバル・トランジション(FIGT)」の理事を2年間務めた。現在は駐在員のためのオンラインコミュニティ「アイ・アム・トライアングル」の理事を務めている

嘉納もも : 父親の転勤により3歳でロンドンに渡航、4歳から15歳までをパリで過ごす。日本に帰国後は神戸の私立女子校に編入し、関西学院大学社会学部、同大学大学院修士課程を卒業。トロント大学博士課程に留学し社会学博士号(Ph.D.)を取得する。専門はエスニシティ研究、博士論文はトロント市在住の日本人家庭における子どもの社会化がテーマ。京都女子大学現代社会学部准教授を経て、2009年から2020年までトロント大学のMunk School of Global Affairs and Public Policyにてエスニシティ研究プログラムの事務局長を務める。現在はトロント郊外でフリーランスの通訳・翻訳業を営みながらカナダ人の夫と愛犬と暮らしている

日部八重子 : 3人のTCKの母。フランス人の夫の仕事の関係でフランス・日本・アメリカ・シンガポールに住み、子育てをする。現在はテンプル大学ジャパンキャンパスとメリーランド大学オンラインコースで留学生や継承語学生に日本語を教えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • zoe

    Third Culture Kids: Growing Up Among Worlds (3rd edition 2017). 日本語版新版(2023)。親の仕事や結婚の都合で、親の文化や母国とは異なる環境で、発育の段階を過ごした子供やその後の大人。パスポート国への帰属意識や実際に育った文化の違いの影響が研究対象となる。この様に母国のものでなく、現地のものでなく、狭間の第三の文化の事をサードカルチャーという。さらに18歳までに2つ以上の文化圏に長期間深い関わり生活した場合、クロスカルチャーキッズと呼ぶ。

  • 安土留之

    さまざまな事例が紹介されており、興味深く読んだ。でも、相反する事例が出てきて、よくわからない。たとえば、いろいろわたり歩いてきているので、性急に人間関係を構築しようとする子もいれば、どうせまた別れるだからと人間関係構築に臆病になる子もいる、という。あるいは、経験豊富で早熟ではあるが、親からの自立が遅れ思春期が長期化するという。  エスノグラフィーならば、少数の事例をもっと深く観察、考察すべきだし、そうでないなら、社会学的、心理学的分析をして、仮説でいいから全体像を提示して欲しかった。

  • hoven

    いい本だとおもったが、記述なのか翻訳に問題があるのか、雑な文章がある。P10 何々生まれの何人と書かれてるが、なぜかカナダ生まれのアフリカ人とアフリカだけ地域名が記されてる。国際理解のための本だと思うのだが、なぜ雑に地域名を書いたのか。カナダ生まれのナイジェリア人、カメルーン人と国名を書けばいいのに。その他に何々生まれのアジア人、アフリカ人とまた地域名を書いてる箇所がある。ヨーロッパ人とか北米人とかは書かないのに。その他にスコットランドとイギリスの取り扱いとか、なんだかなあと思う部分があった。

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