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忙しいのに退化する人たち やってはいけない働き方

デニス・ノルマーク

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784763141477
ISBN 10 : 4763141473
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

無意味な仕事で忙しいのかもしれません。生産性と充実度が本当に高い働き方を現実世界のあなたがやり切るには?世界中でベストセラー!本国デンマーク首相が熱心に薦めた話題作!人類と労働の文化人類史的な歩みをたどりながら、社会学調査で現代人に刻まれた労働観をあぶりだし、働かずにはいられない人の心理、それにつけ込む「偽仕事」がどこにでも介在している実態を描く。

目次 : 序章 社会学者たちは「妙な現象」に気づいた/ 第1部 消えた時間(予想外の未来―技術は発展したのに「自由時間」が減った/ どこかおかしい職場―私たちは思っているより前に進んでいない/ 偽仕事―「先入観」が忙殺を引き起こしている)/ 第2部 消えた意味(仕事が終わったら家に帰ろう―シンプルだが絶対的正解/ 解決策を捻り出すのはやめよう―新しく問題を作り出していることがほとんど/ 他人のまねをやめよう―ダメな芝も見たらまねたくなる ほか)/ 第3部 時間と意味を取り戻す(なぜ働くのか―仕事とは「世界との相互作用」である/ 自分に何ができるのか―偽仕事を取り除く/ リーダーに何ができるのか―偽仕事に加担しない ほか)

【著者紹介】
デニス・ノルマーク : 1978年生まれ。デンマークの人類学者、講演家、著述家。オーフス大学で人類学の修士号を取得したのち、長年にわたってコンサルタントや企業の社外取締役として働き、現在はフリーの講演家およびコメンテーターとして国際的に活動している。文化や文化の差異についての著書がある

アナス・フォウ・イェンス : 1973年生まれ。フリーで活動するデンマークの哲学者、著述家、劇作家、講師。パリのソルボンヌ大学で哲学の修士号、コペンハーゲン大学で博士号を取得。10冊の著書があり、そのほとんどが現代社会と私たちの現状を論じたものである

山田文 : 翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • よっち

    テクノロジーが発展したのになぜ人は長く働き、成長が感じられないのか?時間・能力・意欲を奪う労働退化から救う1冊。人は倍の時間働いても、その分倍の量の仕事ができるわけではない。誰も得をしないから直視していないだけで、先入観が忙殺を引き起こしていないか、解決策が新たな問題を生み出していないか、手段が目的化していないか、時間を掛けることはいいことでもなく、人を信じて任せられれば仕事は減る。偽仕事を減らす覚悟を決めてやらなくてもいいことをやらない、本質をもっと突き詰めていくことがもっと必要なのかもしれないですね。

  • はるき

     暇だと思われないように会社で偽装する…激しく同意します。いや、やることはやってるんですよ実際。でもね、定時までに微妙に時間が余ることってありませんか!?効率化のため、管理化の為に仕事が増える論も賛同しかありません。それを変える勇気が、勇気が…😢

  • ソーシャ

    デンマーク発の仕事論の本。哲学のバックグラウンドを持つ著者らが「偽仕事Pseudowork」をキーワードに、意味のない仕事が生まれる社会背景やそれによる長時間労働の弊害、その抵抗方法について論じた本。現代社会では労働内容よりも労働時間のほうが重視されすぎているという指摘はとても重要ですね。人間にとっての価値ある仕事の意義についても触れられていて、自分の仕事の内容を見直したくなる一冊なのは間違いありません。

  • するめ

    図書館。本屋さんで気になってた本。難しく流し読みになってしまったけど偽仕事をやってるのかもしれない、と常に思っとくの大事そうかな。よくある会議無駄、家に帰るはそうだね

  • Go Extreme

    構造的な問題 パパ今日お仕事で何したの? 値を生まない作業 誰も読まない報告書 結論が出ない会議 やっている感の演出 現代社会の構造的な病気 無意味な仕事を大量生産する仕組み コロナ禍が暴露した真実 一日分の仕事が二、三時間で終わった 価値を生まない仕事への浪費 偽仕事が生まれるメカニズム タテ型文化 断れない雰囲気 信頼関係の欠如 統計日数制と週五日制 時間を埋める 見せかけの合理性 不必要な階層化 専門家の権限拡大 会議文化の悪循環 人類史上最大の自己破壊行為 テクノロジーは人間を解放するためのもの

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