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ISBN 10 : 4140819103
Content Description
レイチェル・カーソンが『沈黙の春』でDDTの危険性を訴えたことにより、その使用が禁止されて半世紀。その間、私たち人間は、より毒性の強い農薬を使用することでさらに地球環境を悪化させてきた。土壌は劣化し、河川は化学物質に汚染されている。その最初の犠牲となるのは小さな無脊椎動物―昆虫だ。集約農業や森林伐採による生息域の減少や急激な気候変動も加わり、昆虫の存在は危機に瀕している。他の生物の栄養源、作物の受粉、枯葉や死骸・糞の分解、土壌の維持…。あらゆる生命を支えている昆虫がいま、「あなたの助けを必要としている」。昆虫をこよなく愛する著者が、地球の未来を守る具体的な行動指針を示す渾身の一冊!
目次 : 第1部 なぜ昆虫が大切なのか(昆虫についての短い歴史/ 昆虫の重要性/ 昆虫の不思議)/ 第2部 昆虫の減少(データで見る昆虫減少/ 移り変わる基準)/ 第3部 昆虫が減少した原因(すみかの喪失/ 汚染された土地/ 除草/ 緑の砂漠/ パンドラの箱/ 迫りくる嵐/ 光り輝く地球/ 外来種/ 「既知の未知」と「未知の未知」/ いくつもの原因)/ 第4部 私たちはどこへ向かうのか?(ある未来の光景)/ 第5部 私たちにできること(関心を高める/ 都市に緑を/ 農業の未来/ あらゆる場所に自然を/ みんなで行動する)
【著者紹介】
デイヴ・グールソン : 生物学者。1965年生まれ。英サセックス大学生物学教授。王立昆虫学会フェロー。とくにマルハナバチをはじめとする昆虫の生態研究と保護を専門とし、論文を300本以上発表している。激減するマルハナバチを保護するための基金を設立。一般向けの著書を複数出版している
藤原多伽夫訳 : 翻訳家。1971年生まれ。静岡大学理学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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たまきら
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yyrn
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Toshi
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spatz
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