デイヴィッド ダムロッシュ

Individuals/organizations Page

Books

ハーバード大学ダムロッシュ教授の世界文学講義 日本文学を世界に開く

デイヴィッド ダムロッシュ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784130830805
ISBN 10 : 4130830805
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本文学は孤独でも特別でもない!比較文学を超える世界文学論のエッセンス。現代の世界文学論をリードする碩学ダムロッシュ教授の東大連続講義を、世界で初めて単行本化した日本語版オリジナル。沼野充義との対談形式による解説も巻末に掲載。

目次 : 1 近世の世界文学(現代とそれ以前の「世界文学」の違い/ ドゥティエンヌ『比較不可能なものの比較』/ 偏った「普遍性」 ほか)/ 2 文学と近代化(世界文学への日本の参入/ 半周辺のフィクション―中核‐半周辺‐周辺/ 作家とメディア―樋口一嵐とジェイムズ・ジョイスの登場 ほか)/ 3 文学とグローバリゼーション(社会的状況と言語/ 「世界文学」研究の先駆け―H・M・ポズネット/ 五歳で渡英したキプリングとイシグロ ほか)/ 日本文学の新たな理解に向けて ダムロッシュ教授との対話―あとがきにかえて

【著者紹介】
片山耕二郎 : 1983年生まれ。現在、共立女子大学文芸学部専任講師。東京大学大学院人文社会系研究科修了、博士(文学)。専門はドイツを中心とした西洋近代文学、とりわけ芸術家小説。また、データサイエンスを用いたドイツ語作品の定量分析にも取り組む

高橋知之 : 1985年生まれ。現在、千葉大学大学院人文科学研究院助教。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了、博士(文学)。専門はロシア文学

福間恵 : 現在、東京大学文学部大江健三郎文庫事務補佐。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学、文学修士。専門は現代英語圏文学、特に短編小説

沼野充義 : 1954年生まれ。東京大学名誉教授、名古屋外国語大学教授、元日本ロシア文学会会長。ハーバード大学修士、東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。専門はスラヴ文学。2007年、東京大学文学部現代文芸論研究室創設に参加する。ワルシャワ大学、モスクワ大学、ハーバード大学世界文学研究所でも教える

デイヴィッド・ダムロッシュ : 1953年生まれ。ハーバード大学比較文学科教授、同大学の世界文学研究所所長。世界の文学をグローバルな視野でとらえる「世界文学論」の主唱者として国際的に大きな影響力を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 1.3manen

    T図書館。著者は、ワーズワースの作品も杜甫と同じく、個人的経験と観察を伝えるものとして読むほうが、風景や人格の空想的な思考を表現するものより自然という(54頁)。ワーズワースはソネットが読者に強い共感を与えることを望んだ。人生の出来事をもとに創作する、そのときに事実を改変することによって、フィクション作家としての詩人という西洋の伝統にとどまっている(55−56頁)という。

  • 葉桜

    世界文学とは欧米文学にあらずという気概に満ちた講義の単行本化。馴染深い日本の作家たちと共に、キプリングや魯迅、カズオ・イシグロといったおなじみのアジアルーツの作家も取り上げられる。同時代を生きた樋口一葉とジョイスの比較、苦渋にみちた彼らの文学の偶然かつ必然の相似は新鮮だった。『わかれ道』と『姉妹』。三島の豊饒の海とタイの作家プラモートの王朝四代記、ルシュディとイシグロなど、相似形と違いが比較され雄弁に紹介されていく。未読の作品も多く、つくづく文学は面白いなと思う。読まずに死ねるかって思ったり。

  • Go Extreme

    日本文学の特徴:近代文学 国際的評価 文化的影響 翻訳の役割 比較文学 主要作家:谷崎潤一郎 芥川龍之介 川端康成 紫式部 村上春樹 カズオ・イシグロ テーマ:自然と人間 社会批判 女性描写 個人主義 近代化 文学の国際展開 近代文学と比較:モダニズム 欧米文学影響 ジェイムズ・ジョイス ヴァージニア・ウルフ 文学形式の変化 翻訳と受容:翻訳の重要性 文化的相互作用 文学市場 言語の壁 日本文学の国際展開 グローバリゼーション:国際文学交流 文化融合 デジタル化 未来の文学 国境を越えた影響

  • akon

    読んでいてとても違和感を感じた。 原書タイトルが"Japanese literature in the World"だった。 世界の中の日本文学だととてもしっくりくる。

  • takao

    ふむ

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items