デイヴィッド・w・モラー

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詐欺師入門 騙しの天才たち、その華麗なる手口 光文社未来ライブラリー

デイヴィッド・w・モラー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334100872
ISBN 10 : 4334100872
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

“おとり”はカモに親しげに近づき、“インサイドマン”と共謀して、確実な金儲けを持ちかける。カモの欲望が目一杯まで掻き立てられると、カモはみずから大金を工面して持ってくるが、そこで悲劇が起こり…。旅行者の持ち金を騙し取る“ショート・コン”から、舞台装置のように複雑で、地元警察への根回しまで仕組まれた“ビッグ・コン”まで、信用詐欺の様々な手口を紹介。映画『スティング』のネタ本としても知られる名著。

目次 : 第1章 「信用詐欺師」の醍醐味(カモのほうから札束を差し出す―これこそ「詐欺」という芸術)/ 第2章 舞台装置をつくる(念入りに準備された架空の劇場「ビッグ・ストア」は最高の稼ぎ場所)/ 第3章 カモの“欲”につけ込む(騙したことにも気づかれない、「ビッグ・コン」三つの華麗な成功例)/ 第4章 カモを分析する(巧みな「おとり」のテクニックに見るいいカモの見分け方、引っかけ方)/ 第5章 一流になるための条件(この世界で成功する鍵はセンス、演技力、そしてやる気)/ 第6章 日常生活の送り方(いつも魅力的な紳士を演じ、スマートな生き方を心がける)/ 第7章 いざというときの保険(“金を掴ませる”のが最良の方法―フィクサーを通して安全を買う)/ 第8章 小銭もマメに稼ぐ(大仕事の合間の貴重な収入源「ショート・コン」こそ基本)/ 第9章 専門用語に精通する(仲間意識を育み、仕事を円滑化―この世界の隠語を身に付ける)

【著者紹介】
デイヴィッド・W.モラー : 1906年生まれ。言語学者。とくに犯罪と犯罪者の言葉についての研究で知られる。1937年から1972年までルイヴィル大学教授。1940年に初版が刊行された本書は、のちに映画『スティング』のネタ本となった。1981年没

山本光伸 : 翻訳家。出版社、柏艪舎代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ともブン

    原著の初版は1940年。言語学学者の根気強いリサーチによって書かれた様々な詐欺の手口。誰もが持つ小狡さや泡金の誘惑を餌に大金を巻き上げていく詐欺師たち。被害者に同情的だったのに、読み進めるうちに騙される方が悪いという見方が強くなっていく妙。欲に塗れた被害者たちが綺麗に蓄財してきたとは思えないからか。舞台装置と役者たちが目の前に繰り広げる現実としか思えない罠。自分だけのために演じられた劇と思えば一見の価値アリ?ただし観覧料は高くつくけれど。そして世に盗人の種は尽きまじ。手を変え品を変え今もなお詐欺は健在。

  • よっしー

    1940年に初版が刊行されたとのことなので、かなり昔の事例ばかりだ。なので詐欺の手口自体は現代では通用しないものが殆どだろう。しかしながら、騙される人は昔も今も変わらないということ。全くの善人でもなく、悪人でもない、しかし状況が整えば誰かを騙してやろうと思うタイプの人間。残念ながら、世の中の大半の人間は、機会さえあれば誰かを騙す側に付くものだということがよく分かった。次々と詐欺の手口を開発する者は相当に頭のいい人物、起業家として世に名を馳せるか、それとも悪人として暗躍するかは紙一重だとつくづく感じた。

  • ナリボー

    5/10 内容はさておき、翻訳本にありがちなまどろっこしさの悪いところがかなり出ていて個人的に合わなかった。

  • さぶろうの領土

    この本を読んだあと、あなたにはいくつかの選択肢がある。@詐欺師になるA防犯に努めるB創作活動に活かすCただただ読んで楽しむ  @はお勧めしないなぜなら、主にアメリカにおける詐欺の歴史、有名な詐欺師、大まかな手口、組織体系、いくつかの実例、についての紹介はしているが、それを知ったところで現代で活用できるようなモノではない。入門書を読んで詐欺師になれると思うような人は詐欺に騙される人なので気をつけましょう。  A詐欺師たちは実に巧妙に被害者に近づき、信用させ、疑わせない構造を作り、儲けたいという欲望を引き出す

  • ぽぴ

    1940年代アメリカの信用詐欺について書かれた本…の復刊版。言語学者の人が書いたものだけれども、人間心理的な話が多分に含まれている。 こうやって人は騙されるんだなぁとか、会ったばかりの人の信頼を勝ち取る方法だとか、現代にも通じる内容が沢山。

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