Product Details
ISBN 10 : 4779129745
Content Description
公教育における人種統合の「光と影」を活写した名著!
1954年のいわゆる「ブラウン」判決によって、アメリカ南部では、それぞれ問題を抱えながらも人種統合が進められていた。南部の都市を舞台にした1960年代初頭から中葉の公民権運動はよく知られているものの、それ以外の地域での人種政策の状況はあまり知られていないことが多い。本書は、これまで注目されることのなかった、1960年代末のノースキャロライナ州ハイド郡の公立学校の教育行政における一方的な人種統合政策に対しての黒人住民による通学拒否運動などの経緯を詳細にたどり、人口が極めて少なく最も僻地とされたハイド郡での運動が、最も人種間の平等を実現する強固な抗議活動となり、全国的に注目されることとなった、その全貌を描き出すものである。
【著者紹介】
デイヴィッド・S.セセルスキ : 歴史研究者。ノースキャロライナ州の歴史・政治・文化に関して論文・記事など多数。州内外で講演活動にも従事。Outstanding Book Award from the Gustavis Myers Center for the Study of Human RightsやWalter Hines Page Award for Literatureなど多くの賞を受賞
樋口映美 : 専修大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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