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ISBN 10 : 4140819367
Content Description
私たちがいるこの世界は本物なのだろうか?それが「確か」だとなぜわかるのか?テクノロジーが急速な発展を遂げるなか、古くて新しい哲学的難問があらためて問い直されている―現実とは何か、どのようにしてそれを知ることができるのか。「シミュレーション仮説」「可能世界」「水槽の中の脳」など、さまざまな思考実験を通じ、見えてくるものとは。現代哲学の第一人者チャーマーズが、哲学とテクノロジーを大胆に融合させ、新しい現実、新しい世界観を提示する。
目次 : テクノフィロソフィーの冒険/ 第1部 バーチャル世界に関する重要な問い(これは実在するのか?/ シミュレーション説とは何か?)/ 第2部 知識を疑う(私たちに知識はあるのか?/ 外部世界は本当にあるのか?/ 私たちはシミュレーションの中にいるのだろうか?)/ 第3部 リアリティの定義(リアリティとは何か?/ 神はひとつ上の階層にいるハッカーなのか?/ 宇宙は情報でできているのか?/ シミュレーションがビットからイット説をつくったのか?)/ 第4部 VRテクノロジーがつくる現実世界(VRヘッドセットは現実をつくり出すのか?/ VR機器は錯覚を生む機械なのか?/ ARは真の実在なのか?/ ディープフェイクにだまされないためには)
【著者紹介】
デイヴィッド・J・チャーマーズ : 1966年オーストラリア、シドニー生まれ。哲学者および認知科学者。ニューヨーク大学哲学教授、同大学の心・脳・意識センター共同ディレクター。アデレード大学で数学とコンピュータサイエンスを学ぶ。オックスフォード大学でローズ奨学生として数学を専攻後、インディアナ大学で哲学・認知科学のPh.D.を取得。ワシントン大学マクドネル特別研究員(哲学・神経科学・心理学)、カリフォルニア大学教授(哲学)、アリゾナ大学教授(哲学)、同大学意識研究センターのアソシエイトディレクターなどを歴任。専門は心の哲学、認識論、言語哲学、形而上学。2015年ジャン・ニコ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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踊る猫
読了日:2023/04/08
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