デイヴィッド・ヤング

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影の子 ハヤカワ・ミステリ

デイヴィッド・ヤング

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150019310
ISBN 10 : 4150019312
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

1975年2月、東ベルリン。東西を隔てる“壁”に接した墓地で少女の死体が発見された。現場に呼び出された刑事警察の女性班長ミュラー中尉は衝撃を受ける。少女の顔面は破壊され、歯もすべて失われていたのだ。これでは身元の調べようもない。現場にいち早く国家保安省のイェーガー中佐が来ており、やがて異例のことながら、事件の捜査がミュラーたちに命じられた。その背景には何かが?暗中模索の捜査は知らぬうちに国家の闇に迫っていく。社会主義国家での難事件を描き、CWA賞に輝いた歴史ミステリの傑作。

【著者紹介】
デイヴィッド・ヤング : イングランド東岸のキングストン・アポン・ハル生まれ。ブリストル・ポリテクニックで学んだのち、さまざまな職を経験し作家となる。『影の子』はデビュー作で、英国推理作家協会賞のヒストリカル・ダガー賞を受賞した

北野寿美枝 : 神戸市外国語大学英米学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Nat

    図書館本。面白かったが暗かった。冷戦下の東ドイツの様子がよく伝わってくる。エピローグも考えさせられる内容だ。ミュラーが主役のシリーズは三作ほどあるらしいが、読みたいと思うシリーズにかぎって翻訳されていなくて残念。

  • ほちょこ

    知らざれぬ(私だけ?)ドイツ共和国。中国かと思った!フィクションとはいえ、著者あとがきにもあるように、事実を掘り下げた作品として、読んでおいてよかったと思える一冊だった。エンディングとしてはモヤモヤだけど。

  • ハスゴン

    イギリス人が書いたドイツの舞台という変わった小説ですが、主人公が揺れ動く感じが次回作も期待! ドイツの分裂しているのをリアルに感じたりできました。

  • 重かったものの、夢中で一気読み♪ドイツが2つだった頃が舞台。そんな状況だったんですね…、そんな前のことでないのに。本国では、何作かあるようなので、翻訳して欲しいです。読みたい♪

  • tom

    旧東ドイツで刑事をしている女性が妙に面倒な時間を担当させられる。のた打ち回りながら、刑事としての節操を守るため、捜査を継続。そして、その結果、とんでもない裏切り行為を解き明かすという物語。まあ、刑事小説としては、中の下。展開としても、そうなのーというところ。少々の残念本。それでも、最期まで読み続けたのだから、そこそこなのかしら。

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