デイヴィッド・ベロス

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世紀の小説(仮)「レ・ミゼラブル」の誕生

デイヴィッド・ベロス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560096451
ISBN 10 : 4560096457
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

南北戦争の兵士も共産圏の人々も愛読した『レミゼ』。その執筆・出版の波瀾の過程を縦糸に、作品の背景となる世界経済やユゴーの用いた技巧から、ミュージカルや映画までを横糸に織り上げられた、大傑作小説の「伝記」。

目次 : はしがき 『レ・ミゼラブル』を読んで/ 序章 『レ・ミゼラブル』の旅/ 第1部 罪と罰/ 第2部 宝島/ 第3部 眺めのいい部屋/ 第4部 戦争と平和、そして進歩/ 第5部 大いなる遺産/ エピローグ―旅の終わり

【著者紹介】
デイヴィッド・ベロス : 1945年イギリス生まれ、プリンストン大学教授(十九世紀および二十世紀フランス文学、比較文学、翻訳)。ジョルジュ・ペレックやイスマイル・カダレをはじめとするフランス/フランス語文学の英訳者として知られ、2005年にカダレがマン・ブッカー国際賞を受賞した際には、訳者として賞を受けている。2015年、フランス文科省より芸術文化勲章のオフィシエを授与された。『世紀の小説『レ・ミゼラブル』の誕生』は2017年に、アメリカ図書館協会の後援でフランスに設立されたアメリカン・ライブラリー・イン・パリによって、American Library in Paris Book Awardを受賞した

立石光子 : 大阪外国語大学英語科卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 星落秋風五丈原

    ヴィクトル・ユーゴーは愛人を複数持っていたのに『レ・ミゼラブル』の登場人物は揃いも揃ってプラトニックというのは面白い。初めて気づきました。映画『アデルの恋の物語』でイザベル・アジャーニが演じたアデル(母親と同じ名前、ややこしいな)も出てきます。

  • kenitirokikuti

    帯で引用されている部分だけ拾い読みした。ジャン・バルジャンは60万フランを金貨でなく1000フラン札600枚として10年保持していた。ジャンがガレー船囚人として20年で積み立てたのは100フラン、物語冒頭で彼が盗む高価な銀食器は200フラン。ジャンの富となったとは、黒ビーズ玉(当時の価値では宝石のたぐい)の製造。また作中時間とユゴーの生きていた時代、実世界にインフレが生じておらず、紙幣を10年寝かせても目減りしなかった。うーん、昔読んだ19世紀小説、物語の背景世界を誤認してたかもだ。

  • wiki

    面白い。単に『レ・ミゼラブル 』を通読しただけではわからなかった意味が、熱心な研究によって解き明かされていく。「コインの呼び名」が持つ意味や「色」の持つ意味、「移動手段」が持つ意味、「言葉」が持つ意味など、およそ本書を読まねば理解せずに素通りしていた。ユゴーの大小説は心理描写の卓抜さに限らず、何気ない会話や習慣風俗にも「悲惨」の種が隠れている事を描き表している事が当時の民衆から圧倒的な支持と共感を得、今なお大傑作として語り継がれるようになった一因であると本書を読んで理解した。レミゼ好きな友人を持った気分。

  • Mirror

    ずーっと昔に読んで、昔ミュージカルに興味を持ち、ちょっと昔に映画を見たレミゼラブル。こんな背景があったんですね‼️とっても時間がかかって読了です。

  • 都人

    「レ ミゼラブル」は10代のころ読んだので、半世紀以上前の話になる。いわゆる「トリビア」的な話題も含めて面白かったが、フランス語にかかわる部分はチンプンカンプン。 昔、世界で一番短い手紙として、ユーゴーと出版会社で交わされた「?」と「!」が、世界一を集めた本に書かれていたと記憶していたが、そのことの記載はこの本には無かった。

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