Product Details
ISBN 10 : 4622079070
Content Description
◆『抗うつ薬の功罪』の著者が、薬に依存する医療の背景にある医薬業界の巨大な錯誤を明らかにする。とくに臨床試験データの不適切な操作や改ざん、医学論文のゴーストライティングなどの実態を、本書は徹底して暴いている。科学的な医薬への信頼を逆手にとったトリックが特許薬とその需要をつくりだし、医療・医薬のあらゆる側面が人間よりもその経済に奉仕させられる──こうしたディストピア的様相からどうすれば脱却できるのか。◆患者のための医療を取り戻すべく、ヒーリーがまさに抜本的と言える対応策を提言する。目指すのは、医薬に関わる権限と知識をできるだけ民主化・透明化し、ボトムアップでディストピアを解体するという構想である。
【著者紹介】
デイヴィッド・ヒーリー : 医学博士、精神科認定医。精神医学・精神薬理学史家。カーディフ大学、北ウェールズ心理学的医学部門、教授。英国精神薬理学会(British Association for Psychopharmacology)の元事務局長。2012年には薬のリスクに関する情報を草の根的に募り、集積・公開するプロジェクトRxISK.orgを立ち上げた
田島治 : 医学博士。杏林大学保健学部教授(精神保健学)、同医学部精神神経科兼担教授を経て、2015年4月より、はるの・こころみクリニック院長。杏林大学名誉教授。専門は臨床精神薬理学
中里京子 : 翻訳家。早稲田大学教育学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
ステビア
読了日:2025/05/07
takao
読了日:2019/12/16
とび五郎
読了日:2015/11/28
サワコ
読了日:2015/09/26
Ramgiga
読了日:2019/05/21
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

