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タコの精神生活 知られざる心と生態

デイヴィッド・シール

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794227515
ISBN 10 : 4794227515
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

タコは群れるし、夢も見る!
タコ研究の第一人者による、タコの最前線。

◎ピーター・ゴドフリー=スミス絶賛◎

タコはどのように世界を見て、
どんな価値観にもとづいて物事を判断するのだろうか。
タコ研究の第一人者による長年の研究や、タコにまつわる先住民の伝承を織り交ぜ、
知的で奇妙でいとおしいこの海の住人の生態と内面にまつわる、
驚くべき発見の数々について語る。

「魅了された。この動物に対するシールの独自の視点、刺激的な文章、そしてアラスカの伝統文化との関わりによって、本書はタコについての本の中でも最も奥深いものとなった。」ピーター・ゴドフリー=スミス(『タコの心身問題』)

【著者紹介】
デイヴィッド・シール : アラスカ・パシフィック大学教授。アラスカ州アンカレッジ在住。海洋生物学、水族館飼育学、動物行動学などを専門とする。25年以上にわたり、タコの行動と生態を研究している。米公共放送サービス(PBS)による『Octopus:Making Contact.(タコ:コンタクト)』に出演

木高恵子 : 淡路島生まれ。フリーの翻訳家。短大卒業後、子ども英語講師として勤務。さまざまな職種を経て翻訳学校インタースクール大阪に通学し、英日翻訳コースを修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yumiha

    著者は、ダイバーとして海に潜りながら25年間タコの行動や生態を研究されてきたアラスカ・パシフィック大学教授。一番興味深かったのは、タコが飼育者などを区別し認識していること。たとえば著者にだけ水槽の水を噴射してかけるタコ(嫌っている?)や、著者の娘さんに挨拶するかのように飛び上がったり、しがみついたり(好き?)するタコの様子は、好悪の感情も持ち合わせているのだろうと思った。タコの基本的な情報(体色などを変える擬態の達人、何万個もの卵を産んで育つのは2個だけ、オスは腕を使って交尾するなど)も初めて知った。

  • 金平糖

    C。

  • とりもり

    タイトルから勝手に「タコの驚異的な能力」的な内容を想像していたのでちょっと肩透かし。世界的にはあまり食用になっていなかったこともあってか、タコの生態などが解明されていない部分が多く、その点についての紹介がメイン。比較的タコが身近な日本としては今更感のある内容もあったが、世界各地のタコの民話などは面白かった。一番興味深かったのは、タコが人の顔を認識して好き嫌いを持つ(嫌いなら水ぶっかけられるw)ということと、タコが夢を見る(としか思えないように体色を変化させる)というところ。やや読みにくいので★★★☆☆

  • Go Extreme

    タコの精神生活 知られざる心と生態 隠れた目 擬態能力 タコの家探し 巨大なタコ いとこ タコの同定 皮膚の変化 温暖化の影響 食事の残骸 カニの生存戦略 獲物の追跡 タコの道具 貝殻の利用 認知能力 問題解決能力 ラッコ狩りの説話 3つの擬態 腕の損失 墨を吐く タコの視覚 色のない世界 触覚 生きた傘 腕の自律性 感覚器官の統合 飢餓と恐怖 痛みへの反応 共食い オスを食べるメス オクトポリス タコの集団生息地 タコ・コミュニティ タコの夢

  • トーテムポールさん

    「頭足類の劇的な色彩変化能力を私は初めて目にした。そのスピードと色の流れは、アラスカのオーロラを思わせた」(p66) アラスカを中心とした、長年のタコフィールドワークのレポートをメインとした本。邦題に『知られざる心と生態』とあるが「タコへの知られざる生態に迫る!」とかそういうテンションの内容は少なく、各地の先住民から聴いて回ったタコが登場する伝承やおとぎ話が多数引用されたりと、多少の得たタコトリビアよりも、タコって変な生き物だなぁという印象の方が強くなる本。時折挟まるイラストがリアル調だがユーモラスでよい

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