デイヴィッド・グッドハート

Individuals/organizations Page

Books

頭 手 心 偏った能力主義への挑戦と必要不可欠な 仕事の未来

デイヴィッド・グッドハート

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784408339771
ISBN 10 : 4408339776
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2022
Japan

Content Description

頭の良い人間が力を持ちすぎた―ブレグジットの背景にある社会心理を見事に分析した知性による社会への提案書。フィナンシャル・タイムズ/テレグラフ2020 Best book of the year選出。

目次 : 第1部 今の社会が抱える問題(頭脳重視の絶頂期/ 認知能力が高い階層の台頭/ 認知能力と実力主義社会の謎)/ 第2部 認知能力による支配(学ぶ者を選抜する時代/ 知識労働者の台頭/ 学位がものを言う民主主義社会)/ 第3部 手と心(「手」に何が起こったのか/ 「心」に何が起こったのか)/ 第4部 未来(知識労働者の失墜/ 認知能力の多様性とすべての未来)

【著者紹介】
デイヴィッド・グッドハート : 1956年、英国生まれ。現代社会や世界情勢などに鋭く切り込むことで定評のある、イギリスの総合評論誌『プロスペクト』誌の共同創刊編集者でありジャーナリスト。以前は中道左派のシンクタンク“デモス”のディレクターだったが、現在はシンクタンク“ポリシー・エクスチェンジ”人口統計部門の責任者を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 田氏

    「頭」:認知的能力、「手」:技術的能力、「心」:社会的能力というようにパラメータを設けてみると、いかにここ数十年で「頭」への偏重が進んだか、今後をどのように展望するかといった議論。ファクトを並べつつも肝心のところをエピソード共感で押し切る論述の進め方に強引さは感じてしまうけれど、コロナがメリトクラシーがと喧しい昨今において、興味深い切り口ではある。何か物足りなさを感じたのは、「頭」偏重へむかう原動力はわれわれ自身の「選好」ではないか、そこにもっと切り込んでもいいのでは…という思いが自分にあるからだと思う。

  • さとう

    "過去30年間のいちばんの勝者は女性大卒者であり、いちばんの敗者は男性の熟練肉体労働者だ。こうした勝ち負けは知識経済の台頭とともに起こった" "現在の教育制度・訓練システムや若い人々への優遇措置を考えると、個人レベルの経済的視点から見る限り、大学進学は理にかなっている。だが、社会にとっても利にかなっているかと言うと、そうではない。高等教育が多くの人に労働市場への参入準備をさせる、いちばん費用効果の高い方法なのかどうかを、社会は考えなくてはならない"

  • にわ

    今の社会に漂う矛盾と無力感の原因を鋭く指摘している。15年程前の私の学生時代に比べて、社会が寛容な方向へ進んだような気がする現代の方が、より学歴至上主義は苛烈になり、親の資金力が露骨に学歴へ影響する世の中になっている。その結果、エッセンシャルワーカーや職能技術を持つ人たちの立場は、相対的により低くなり、一部の高学歴を得ることができた人が、多くの富を我が物顔で手にする。真に社会の役に立っているのかわからない仕事、むしろ悪い方向に導いているかもしれない仕事に就いているにも関わらず。

  • seura

    ハードカバー親指2本分/

  • Sosseki

    知能は成功や公平さを保証するものではないが、頭を使う職や人が、余りに他の手や心を使う職より報酬や敬意を受けることに対する警鐘。格差が開き、社会不安定化を招き、何より必要不可欠な仕事をしていて、まともに生活できないのは、おかしい。今後は、AI等で、ますます頭の職が減り、機械ができない技能を使った手の職が必要となり、高齢化で心をの職が不足する。女性の家事、育児、介護ももっと正当に評価を。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items