デイヴィッド・クォメン

Individuals/organizations Page

Books

生命の 系統樹 はからみあう ゲノムに刻まれたまったく新しい進化史

デイヴィッド・クォメン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784861827969
ISBN 10 : 4861827965
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

これまで、単純に枝分かれした樹としてイメージされてきた生命の系統樹は、実は複雑にからみあう樹(The Tangled Tree)だった―。ダーウィンの進化論以来の生命観を覆した、分子系統学と、カール・ウーズ、リン・マーギュリス、渡邊力といった革命的な大発見をした研究者の人生や業績を取り上げ、生命進化のまったく新しい歴史を語る。

目次 : 第1部 ダーウィンの小さなスケッチ/ 第2部 生命の別形態/ 第3部 吸収・合併/ 第4部 ビッグ・ツリー/ 第5部 感染性遺伝/ 第6部 トピアリー/ 第7部 ヒトは多からなる

【著者紹介】
デイヴィッド・クォメン : 作家、ジャーナリスト。オックスフォード大学卒業。多数の小説のほか、科学や自然史に関する著作がある。過去3度アメリカ国民雑誌賞を受賞、米国文芸学会から学術文学賞、イギリスでは生物学図書協会賞を受賞している

的場知之 : 翻訳家。東京大学教養学部卒業。同大学院総合文化研究科修士課程修了、同博士課程中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • やいっち

    ダーウィンの進化理論(イメージでは、〈樹〉として描かれる)が否定されたわけではないが、生命(進化)の歴史は想像以上に複雑だったと分かってきた。本書の前書きにあるように、「分子系統学がもたらした意外な洞察は、生命の歴史や、生物のからだの機能を担うパーツについての、わたしたちの知識体系を根本からつくり変えた」という。

  • 俊介

    なかなかの分厚さで、本を持つ手が疲れたが、かなり面白かった。ダーウィンの時代から現在までの、進化論や遺伝についての科学の歴史のまとめ的な一冊だ。20世紀後半になって発展した、分子生物学的な知見により、ダーウィン進化論は時に修正を迫られた。なになに?細菌のDNAと我々のDNAが合体?つまり進化は、ある日突然に…?ようこそRNAワールドへ…etc。現在はどちらかといえば、分子生物学は医療などで活躍している。それも大切だが「我々はどこから来たのか?」ということを問い続けることの大切さも痛感させられる一冊だった。

  • glaciers courtesy

    素晴らしい!サイモン・シンの一連の著作やシッダールタ・ムカジーの「がん」を読んだ時にも同じような感動を覚えたが、サイエンスの最新状況をその歴史を振り返りながら語るのはいつも素晴らしい読書体験をもたらしてくれる。しかし、こういう趣向の本は鉄板で面白いのだけど、それはいつも翻訳モノだ。福岡伸一の本だって確かに面白いけど、重厚な読み応えのある本というよりは、科学小話なんだよね。それはまだまだサイエンスの中心が欧米で、面白いインタビューが出来る環境があまり日本のサイエンスライターにはないというのもあるのだろうな。

  • センケイ (線形)

    どのような流れを経て 3 ドメインが受け入れられていったのか。そして、恥ずかしながらあまり知らなかったのだが、水平伝播がいかに重要な役目を果たしてきたか、これらを改めてしっかりキャッチアップできて良かった。科学史はもともとそれほど興味を持っている方ではなかったので、勉強用途としては少し冗長にも感じられたものの、人々の機微がありありと感じられてこれはこれでかなり面白かった。

  • テト

    本当にダーウィンが言っているような進化論だけで、現在の生物は成り立っているのか、もっと別のしくみを細菌のような微生物で見つけてきたカール・ウッズという研究者の生きざまは独特だけれど魅力があった。通説に負けずに反抗して追究していくことで作られたと思われる人間性もこの時代の研究者らしかった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items