デイビッド・t・ジョンソン

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アメリカ人のみた日本の死刑 岩波新書

デイビッド・t・ジョンソン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784004317784
ISBN 10 : 4004317789
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界的に廃止の流れにある中、オウム真理教事件の死刑が大々的に執行された。「死刑執行はやむを得ない」ものなのか?先進国で例外的に死刑制度を維持する日本とアメリカを比較し、オウムの執行で消された死刑制度をめぐる「日本の問題」を探る。

目次 : 第1章 日本はなぜ死刑を存置しているのか/ 第2章 死刑は特別なのか?/ 第3章 国が隠れて殺すとき/ 第4章 冤罪と否定の文化/ 第5章 死刑と市民の司法参加/ 第6章 死刑と民主主義

【著者紹介】
デイビッド・T・ジョンソン : ハワイ大学教授(社会学)。“The Japanese Way of Justice:Prosecuting Crime in Japan”(『アメリカ人のみた日本の検察制度―日米の比較考察』シュプリンガーフェアラーク東京)は、米国犯罪学会賞および米国社会学会賞を受賞

笹倉香奈 : 甲南大学法学部教授(刑事訴訟法)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 佐島楓

    私は日本の刑法にもアメリカのそれにも知識がないので、論ずることはできない。ただ、日本人は理より情の国民であり、復讐刑と非難されようが死刑は簡単には廃止されないであろう。そして同時に、冤罪として執行された囚人側の立場に立つという想像力を持つのは、おそらく大多数の人にとって大変難しいのである。

  • skunk_c

    コンパクトながら、とても示唆に富んだ1冊。現在世界の国のおよそ70%が死刑を廃止・執行停止し、いわゆる先進国で死刑制度を維持しているのは日本とアメリカだけ(アメリカの場合死刑制度を廃止・停止した州は存在する)という中で、その一方の当事国の視点から、日本の死刑制度を論じている。一番印象的だったのは、アメリカにおいて死刑に至る裁判は他の刑罰と異なる特別な手続きとなっているが、日本では区別されていないこと。また、日本では死刑自体が秘密で実態が公表されていないことだ。民主主義の根幹である公開の原則がここにはない。

  • 1.3manen

    日本の死刑判決や死刑執行は殺人や強盗殺人を抑止しないという(16頁)。だが、死刑があったとしても、あおり運転で高速道路に強制停車させられ、子どもの前で亡くなった両親のことを思うと、死刑制度はなければならないと思う。あと、植松の蛮行と。アメリカの死刑は特別、とはいうが、アメリカは銃社会である。日本には銃刀法で逮捕される。何がいいか、わからないと思う。このところ、いじめ自殺している。自らに死刑執行しているようものだ。いじめた人たちはそれを死刑と思ってはいないだろう。

  • サトシ@朝練ファイト

    全体的に雑な気がする。死刑廃止の論点として「冤罪」がその一つに挙げられるけど、もっと日本の司法制度の弊害に突っ込んでもいいのではないか。他にも米国では警官による射殺件数が年に300~400件もあるようだが筆者はどのように考えているのか聞いてみたい。しかしながら、他国の色々な意見を聞いて議論を前に進めるのはいい事だと思う。

  • gtn

    裁判員制度により国民が死刑の現実により向き合うようになり、死刑が反道徳的で不要という考えが広がるのではないかと著者は言うが、現実はむしろ厳罰化の傾向にある。アメリカ人が思うより、日本人の復讐心は強い。

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