デイビッド・r.モントゴメリー

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土と脂 微生物が回すフードシステム

デイビッド・r.モントゴメリー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784806716693
ISBN 10 : 4806716693
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

今も売れているベストセラー『土と内臓』の著者による最新作!!

内臓にある味覚細胞、健康な土、
身体に良い脂肪・悪い脂肪から、コンビニ食の下に隠された飢餓まで、
土にいのちを、作物に栄養を取り戻し、食べものと身体の見方が変わる本。

前著に続き、目からうろこが落ちる記述が満載!
◎相乗的に作用しあうファイトケミカル、ミネラル、脂肪。
◎植物は、体外に胃袋を持つ。
外部の胃袋としての根圏マイクロバイオームによって、体外で消化を行うのだ。
◎非菌根型菌類は有機物を分解し、植物が吸収できる形で栄養を放出する。
◎育種のベクトルを、収量から菌根菌、細菌との協力関係にシフトさせる。
◎農業政策は、公衆衛生と医療の重要な一分野。

【著者紹介】
デイビッド・モントゴメリー : ワシントン大学地形学教授。地形の発達、および地質学的プロセスが生態系と人間社会に及ぼす影響の研究で、国際的に認められた地質学者である。天才賞と呼ばれるマッカーサーフェローに2008年に選ばれる。ドキュメンタリー映画ほか、テレビ、ラジオ番組にも出演している。執筆と研究以外の時間は、バンド「ビッグ・ダート」でギターを担当する

アン・ビクレー : 流域再生、環境計画、公衆衛生などに幅広く関心を持つ生物学者。公衆衛生と都市環境および自然環境について魅力的に語る一方、環境スチュワードシップや都市の住環境向上事業に取り組むさまざまな住民団体、非営利団体と共同している。余暇は庭で土と植物をいじって過ごす

片岡夏実 : 1964年神奈川県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やいっち

    中身が濃いので日に30頁ほどずつ。読了に二週間を費やした。農業、食料、健康などに深く強い主張。付箋だらけに。モントゴメリーの本は四冊目。感想は後日。参考文献リストはネット化されてる。これがあったら450頁の大部に。読みながら随時メモってきた。

  • kamekichi29

    今回も土と内臓と同様な主張かなと思う。土壌に多様な有機物があれば、そこに育つ植物も微量栄養素も取り入れて健康になり、その植物を食べる反芻動物も健康になる。そしてそれを食べるにhんげんも健康に。 牧草や生の草を食べる牛の肉はバランスの良い脂質比になるのだそうな。牛乳や卵なども然り。 健康のために、何を食べるかだけでなく、どんな環境で育ったものを食べているかも考えないといけない。

  • やいっち

    中身が濃いので日に30頁ほどずつ。読了に二週間を費やした。農業、食料、健康などに深く強い主張。付箋だらけに。モントゴメリーの本は四冊目。感想は後日。参考文献リストはネット化されてる。これがあったら450頁の大部に。読みながら随時メモってきた。

  • 人生ゴルディアス

    『土の文明史』既読だったけどあんまり記憶にない…と思ったら14年前だった。頻繁な耕起は土壌菌糸ネットワークを破壊し、ミミズを殺し、グリホサートがとどめを刺し、さらに窒素肥料は植物が菌根菌と共生するのを妨げることで土壌微生物の数が減り、来期はさらに窒素を足さないといけなくなる悪循環。不耕起、被覆作物、多品種輪作によって土壌有機物と菌根菌を維持すれば、慣行農業より収量は多少劣るが、化学肥料や農薬を減らせるので農家の収支にはプラスという主張。ただし、生の草を食べた家畜の糞から作った堆肥がかなり必要。

  • げんさん

    細胞膜の脂肪は重要な機能を持っている。免疫細胞が炎症を調節する分子を作るために使う必須の物質を貯蔵することだ。脂肪は視覚や認知のような基本的な機能を調整し、まとめるメッセンジャーのようにはたらく。脂肪がどう機能するかは、食物から取り入れた分子が人間の身体、精神、健康に深く影響することをきわめて明確に例証している。

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