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ISBN 10 : 4826901801
Content Description
ノアの洪水は本当にあったのか?なぜ山頂の岩の中に貝の化石が?聖書から世界の謎を解き明かそうとする長年の探究のなかで、次第に明らかになってきた45億年の地球の歴史―洪水伝説を軸に、科学と宗教の豊穣なる応酬から誕生した地質学の知られざるドラマを鮮烈に描く。
目次 : ヒマラヤの堰―チベットに大洪水の証拠 伝承はまったくの架空ではない/ 大峡谷―北米最大の谷を底から登ると実感できる、地球の古さと創造論者の地球観の根本的な問題/ 山中の骨―初期のキリスト教徒、化石や岩石にノアの洪水の証拠を見出す/ 廃墟と化した世界―一七世紀の碩学、創意に富む「神がもたらした洪水」説で近代地質学の基礎を築く/ マンモスをめぐる大問題―化石は絶滅した動物の骨だった 大洪水の仮説が否定される/ 時の試練―一八世紀のスコットランドで地質時代の発見。「古い地球」説による創世記の再解釈/ 天変地異の地質学的証拠―一九世紀の地質学者、「地球規模の洪水は世界を襲った最後の天変地異」説を否定/ 粘土板の断片に記された洪水伝承―英国の若き彫版工が粘土板を解読。ノアの洪水譚はバビロニアが源流だった/ 焼き直された物語―人類学者によって世界各地の洪水伝承の起源が判明し、聖書の変遷が明らかになる/ 楽園の恐竜―なぜ二〇世紀に創造論が復活?謎を解くために天地創造博物館へ/ 異端視された洪水―地質学者、大洪水の証拠を発見。創造論者、ノアの洪水とは認めず/ 幻の大洪水―プレートテクトニクス理論を無視する現代の創造論者、一七世紀の説を焼き直す/ 信念の本質―語られなかった最大の物語−世界観は地球史観によって形成される
【著者紹介】
デイヴィッド・R.モンゴメリー : ワシントン大学地球宇宙科学科教授。スタンフォード大学で理学士、カリフォルニア大学バークレー校で博士号取得。専門は地形学。地形とその発達過程が生態系と人間社会に及ぼす影響などについて研究。シアトル在住
黒沢令子 : 鳥類生態学研究者、翻訳家。米国コネチカットカレッジで動物学修士、北海道大学で地球環境学博士を取得。現在は、NPO法人バードリサーチの研究員の傍ら、翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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1.3manen
読了日:2015/10/27
yooou
読了日:2015/11/23
勝浩1958
読了日:2015/05/24
黒豆
読了日:2015/05/27
ぽてち
読了日:2015/09/18
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