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ISBN 10 : 4882163624
Content Description
原爆が長崎に落とされた時に、三菱造船所には1909年に設置された巨大な電動鎚頭型起重機があった。この起重機は、原爆投下に際しても損傷されず、いまだに三菱造船所で稼動している。この事実は、1945年8月当時、長崎で最も重要な攻撃目標になるはずの軍事施設がアメリカの原爆攻撃から外されていたことを示す有力な物的証拠になろう。このことは、本書で初めて解き明かされる原爆にまつわる数多くの秘密の一つである。1945年8月、日本が敗戦に追いこまれ降伏のほかない時に、米国政府内の原爆標的選定委員会では標的にされていなかった広島と長崎が、なぜ原爆攻撃を受けることになったのか。これまで隠されてきた歴史の真実が、著者10年余りの調査研究によって70年目に初めて明らかにされる。核兵器を廃絶し第三次世界大戦を防止するためには、何よりも先ず、人々が歴史の真実を知り物事の真相を見抜く力をつけることが必要であると、本書は説く。
目次 : 1 死の血盟団/ 2 血盟団の秘密/ 3 複合する邪悪勢力/ 4 日本の原爆開発計画/ 5 不屈の長崎/ 6 秘密作戦/ 7 秘密の保持/ 第三次世界大戦の防止
【著者紹介】
デイヴィド・J.ディオニシ : 1963年、米国マサチュセッツ州生まれ。元米国陸軍情報将校。電子機器戦争、電子機器使用軍事通信システム、世界全体の諜報機関収集情報の取扱いなどを担当、高度な軍事技術の専門分野を指揮し統率する。除隊後は金融保険業界に転じて華々しい成功を収め、プルデンシャル社役員、メットライフ社副会長などを歴任する。2003年にアフリカのリベリア難民の救援事業に係わったことから、人類の将来を危惧し世界の平和安寧のために献身すべき使命を感じて実業界から身を引くことを決意(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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