デイビッド・ウォルトナー=テーブズ

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昆虫食と文明 昆虫の新たな役割を考える

デイビッド・ウォルトナー=テーブズ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784806715856
ISBN 10 : 4806715859
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

昆虫を食べることは、人類の将来をよりよい方向に変えうるか?バッタ、コオロギ、ハチ、カイコ―。昆虫食は、人口が増え続ける現代において、われわれ人類が安全な食料供給を確保するための重要な手段だ。本書は、人類の昆虫利用の歴史から、昆虫を食料とすることによる環境負荷の軽減、人の食料や飼料としての昆虫生産の現状と持続可能性を深く探求する。実行可能でユーモラスな昆虫食のための、文化的で生態学的な物語。

目次 : 第1部 MEET THE BEETLES!―昆虫食へようこそ/ 第2部 YESTERDAY AND TODAY―昆虫と現代世界の起源/ 第3部 I ONCE HAD A BUG―人間はいかに昆虫を創造したか/ 第4部 BLACK FLY SINGING―昆虫の新たな概念を構築する/ 第5部 GOT TO GET YOU INTO MY LIFE―食料としての昆虫の可能性/ 第6部 REVOLUTION 1―昆虫を食べるために考えること/ 第7部 REVOLUTION 9―昆虫食の哲学

【著者紹介】
デイビッド・ウォルトナー=テーブズ : カナダ・グエルフ大学名誉教授。獣医師、疫学者、作家、詩人と多彩な顔を持ち、「国境なき獣医師団」創設者として、動物と人間の健康、コミュニティの持続可能な開発、貧困の解消に取り組んでいる。その著書はノンフィクション、小説、詩など多岐にわたる

片岡夏実 : 1964年、神奈川県生まれ。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kenitirokikuti

    図書館にて。邦題はやや硬めだが、原題は Eat the Beetles! で、堅苦しくはない。著書は国境なき獣医師団の創設者である、カナダの獣医師だ。昆虫のエバンゲリストではないが、隣接ジャンルなので知らなくはない、というポジション。バランスよく広範囲にレポートしている。外国人の目には、日本は寿司という生魚を食うし、昆虫食だってある国である。俺も蜂の子食ったことあるもんな▲ほんとにいろいろあってこうなってるのであり、遠因のひとつは狂牛病の原因となった肉骨粉の禁止。獣肉骨が禁止されたが、魚は除外。当然、虫も

  • Minamihama

    寿司が半世紀も経ないで世界中で食べられるようになったことを考えれば、昆虫食の未来を信じたい気がする。初めはみんな初めての経験なのだから。

  • tokkun1002

    2019年。この手の中では分かりにくい。写真はのせるが図表はない。文章で説明しきろうという傾向かな。疲れた。分厚さほどの情報量はないのでこれから読む方はある程度飛ばしても良いかもしれない。なるほどと思ったのは食べ物にしたときの呼びを変えることかな。香水なんかみたいにわからなくするとか。

  • マイアミ

    ★★★ 昆虫食のこれまでといまの話。昆虫食の安全性や昆虫に対する福祉に及ぶ話題まで多岐に渡るのが面白い。昆虫食は温暖化対策の一環であり世界を救う、変えることになるという主張を支持しつつも、それが新たな問題を引き起こすだろうと言及しているバランス感覚のよさに好感を持った。私の身近にあった昆虫食といえばイナゴの佃煮。稲刈りの終わった田んぼで飛び回るイナゴを大量に捕まえたのは遠い昔のこと。昆虫食の最大の問題点は見た目であると思う。それをクリアすれば現代っ子もイナゴの佃煮をまた食べるようになるだろう。

  • よつば

    昆虫は高タンパク質にもかかわらず、特に西洋では、その見た目?あるいは、宗教的なもの?からあまり食用にされてきてなかった。 だから、最近、注目されてる「昆虫テック」は、ブルーオーシャンなんじゃないかと思っていた。 だけど、昔から、養蚕や蜂蜜として、昆虫は利用されてきてるんだよね。 とはいえ、もっとタンパク源として利用価値あると思う。 プロテインバーやちくわに加工されちゃえば、見た目は気にならないし。

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