デイジー・ムラースコヴァー

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なかないで、毒きのこちゃん 森のむすめカテジナのはなし

デイジー・ムラースコヴァー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784652079706
ISBN 10 : 4652079702
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

森に暮らす猟師の娘カテジナは、リス、ウサギ、カシの木、シカ、虫や鳥、花、たくさんの生きものと友だち。森に入ってじっと耳を澄ましていると、生きものたちの鼓動が聞こえてくる…。森番の娘と森のものがたり。

【著者紹介】
デイジー ムラースコヴァー : チェコの画家・作家。1923年プラハ生まれ。プラハ工芸美術大学で学ぶ。以来チェコを代表する画家として、多彩な技法とスタイルで様々な表現をつづけている

関沢明子 : 1942年生まれ。1984〜86年プラハ在住。帰国後も毎年チェコを訪れ、チェコやスロヴァキアの子どもの本の紹介をつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あたびー

    読友さんの上げていた本。「きのこ」の文字に惹かれて。森に住む少女カテジナは、ある日森の中で泣いているベニテングタケに出会います。毒きのこは摘んでもらえないだけでなく、踏み潰されたり、ナメクジさえ嫌われると言って泣いていたのです。カテジナは家から鏡を持ってきて、ベニテングタケのきれいな姿を写して見せてあげます。それからいくつかお話をしてあげました。そんなふうに毎日を森の中で過ごすカテジナと動物や植物、自然のものたちのお話です。ときに深くて哲学的。知らなければいけない事はすべて森の中にあるようです。

  • さっちゃん

    森の娘、カテジナの聡明さと幼い子供ならではの感情のゆらぎにとても惹かれた。ひとつひとつのお話が素敵すぎて泣きそうになる。森に棲む動物や植物との会話、それぞれの生き方を尊重すること。何回も読もう。

  • マツユキ

    タイトルに惹かれて、読んでみました。 チェコの画家・作家による物語。 緑の血が流れるという猟師の娘、カテジナもまた…。 動物や植物、ごく普通に会話しますが、分かり合えない部分もあって、そういうのがまた世界を広くしているんだろうな。少女の毎日が素敵。遠いチェコの森の話ですが、身近に感じる部分もあり、面白かったです。

  • ぽんくまそ

    チェコの画家による森の童話である。「この本に出てくる話はみんな本当にあったこと、わたしに、わたしの娘に、おさなかったわたしの母に起こったことが元になっています。」とはいうものの、ああ言えばこう言う口減らずで夢見がちで気まぐれな女の子と自己流の生き物たちのシュールなオムニバスだ。ぼくがおっさんでも野良猫に何してんねんと話しかけるおっさんだったから最後まで読むことができたのかもしれない。自然観察が趣味だが真面目な知識追求は安らげないのでカテジナのように突飛で勝手な妄想をしながら森を歩くこともやってみようか。

  • 杏子

    なんというか、ちょっと哲学的な匂いのするお話でした。見知らぬチェコの森が、少女カテジナの回りでそっと息づいている気がしました。色鮮やかな挿絵もいい。子どもはもちろんですが、大人の女性におすすめしたい…。豊かな自然の中で遊ぶカテジナの言葉の数々には、目を開かされる気持ちになりますね。なかなか深い内容を含んでいると思いました。

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