ディディエ・デニンクス

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父さんはどうしてヒトラーに投票したの?

ディディエ・デニンクス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784759222760
ISBN 10 : 4759222766
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • keroppi

    今、戦争を考える絵本が注目されているとテレビで放送されていた。この絵本は、そこで取り上げられていた一冊。ヒトラーが選挙で選ばれてから第二次世界大戦で敗北するまでが子供の視点で描かれる。この絵本を読んだ子供たちはどう考えるだろうか。ナチスはなぜこんなひどいことをしたのか、お父さんはなぜヒトラーに投票したのか。考えることがとても大切だと思う。

  • モリー

    これは他国で起きた過去の話ではなく、現在わが国でも進行中の話なのではないかと思わされる箇所があり恐ろしくなりました。民主的な選挙で選ばれたヒトラー。ヒトラー率いるナチスは選挙で第一党になったが、過半数には及ばず。しかし、協力した党が加わり過半数に、それが始まりだった。投票した人もまさかこんなことになろうとは思いもせずに投票したのだろう。ユダヤ人をスケープゴートとし、障碍者を不要な存在としたナチス。それに市民が同調していく過程が描き出されている。他人事と言えるだろうか。

  • ☆よいこ

    絵本。1933年の総選挙でナチ党が勝利する。ルディの父は「彼だけがドイツを救える」仕事を与えてくれてドイツの誇りを取り戻すと言う。選挙からわずか2ヶ月後には焚書が始まり、ヒトラーはユダヤ人にダビデの星を付けさせた。ルディの生まれたばかりの妹は障害を持っていて、人種防衛という政策で連れていかれそうになる。1939年にポーランド侵攻(第二次世界大戦開戦)▽あっという間に戦争が始まる。ナチ党は12年で崩壊したが亡くなった人は帰ってこない▽経済がうまくいかなくなると「○○のせい」として社会の少数派を攻撃しはじめる

  • ♪みどりpiyopiyo♪

    今の私達のあり方を問う絵本を読みました。■我々は優れている、上手くいかないのはアイツらのせいだ。仮想敵をでっち上げ、勇ましく分かり易い甘言を謳うヒトラーに国民は「彼だけがドイツを救える」と。■ヒトラーは民主的な選挙で選ばれたこと。「ごく普通の」「真面目で従順な」人々がナチスを暴走させたこと。いえ、その様な人々こそがナチスだったこと。■耳障りのいい言葉や過剰なパフォーマンスに流されたり、政治に無関心でいるとどういう結果を生むのか。同じ過ちを繰り返さないよう、過去を直視し今を考えたいです。(2019年)(→続

  • ぶんこ

    絵本の形にはなっていますが、絵も怖いし内容も子どもには難しい。しかし、これから選挙権を得る若者には読んで欲しい。1票の重み、自分の選択には責任を持つことで、選ばれた政治家の動勢をきちんと見極められるようになって欲しいと思いました。ヒトラーも民主的な選挙によって選ばれた。当時は失業者が3割を超え、ヒトラーたちは国民の不満を他へと転嫁する対象としてユダヤ人撲滅にはしる。この「○○のせい」とする責任転嫁が今でも多く見られるのが怖いし悲しい。

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