ディエゴ・マルティーナ

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誤読のイタリア 光文社新書

ディエゴ・マルティーナ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334045203
ISBN 10 : 4334045200
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2021
Japan

Content Description

「距離感ゼロ」から「家族のかたち」まで、イタリア文化を見つめる旅は、日本文化を再発見する旅だ。来日9年、夏目漱石など日本文学を愛するイタリア人が、ユーモアを交えて綴った心温まるエッセイ。

目次 : 第1章 誤読のイタリア人(ある夜のイベント/ 無口なイタリア人だっている ほか)/ 第2章 誤読の人間関係(「出会いがない」は日本ならではの表現?/ イタリア人の人間関係1 お喋りが好き ほか)/ 第3章 誤読の恋愛関係(「変な日本語」と「本当の日本語」/ 日本で初めて聞いた言葉1 ナンパ ほか)/ 第4章 誤読の家族(イタリア人男性は皆マザコン?/ イタリアと日本の「家庭内会話」 ほか)/ 第5章 誤読のイタリア料理(日本人は食べることが大好き?/ ハンガリーのレストランで、「あー、イタリア料理が食べたい」 ほか)

【著者紹介】
ディエゴ・マルティーナ : 1986年、イタリア・プーリア州生まれ。日本文学研究家、翻訳家、詩人。ローマ・ラ・サピエンツァ大学東洋研究学部日本学科(日本近現代文学専門)学士課程を卒業後、日本文学を専攻、修士課程を修了。東京外国語大学、東京大学に留学。翻訳家としては谷川俊太郎『二十億光年の孤独』と『minimal』、夏目漱石の俳句集などをイタリア語訳、刊行。詩人としては、日本語で書いた処女詩集『元カノのキスの化け物』(アートダイジェスト)が読売新聞の書評で「2018年の3冊」の一つとして歌手・一青窈に選出される。黒田杏子主宰の「藍生俳句会」会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • penguin-blue

    まあ日本人だってひとくくりにされても十人いれば十通りなように、イタリア人だってそりゃあいろいろな人がいるでしょ。いわゆる恋愛至上主義でラテン系なイメージには激しく抵抗がある、というのは他のイタリア人からも身近な人づてに聞いてた話。日本人ってのはある方に押し込めて他の集団(民族とか職業とか)を語るのが好きなんですかね。それともこれって他の国でも同じ?恋愛でくくらず、別の切り口でくくっても合わない人、不満な人もいると思うけれど。海外エッセイは好きだけれど「〇〇(人は)〇〇」というとらえ方にはちょっと食傷気味。

  • ワッピー

    2024夏の文フリでお会いした著者さん。日本文学を研究し、翻訳家としても活躍されているディエゴさんが日本に来てぶち当たった「イタリアの壁」。イタリア人って…イタリアって…とステロタイプの偏見の嵐は吹きまくるなか、その原因をクールに考察されていて、これまでほとんど知らなかったイタリアのイメージが大幅に更新されました。コミュニケーション・スタイルの違いでこうも伝わり方が変わるのは、世代間ギャップはじめ、すべてに共通すると感じつつ、自分にはない視点を持った多くの人とつながることの重要性をあらためて認識しました。

  • おいしゃん

    著者の「日本文化を知ったからこそ生まれ育ったイタリアの良さに気づけた」という結びに納得。そうして生まれた本書は、まさに手軽に読める比較文化論である。

  • グラコロ

    BS日テレの“小さな村の物語 イタリア”はなかなか味わいのある番組でかなりのお気に入り。そこにはいわゆるステレオタイプのイタリア人は出てこない。それにしても、お喋り好き、距離感ゼロ、北部はおとなしくて南部は陽気、オカンが好きって、まるで大阪人?

  • ソフィア

    イタリア語を独学しており、イタリア人から見た日本文化に関心が湧いたため、読んでみることにしました。カリフォルニア日本人は真面目だというプラスにも受け取れるステレオタイプがありますが、イタリア人は女好きというマイナス要素のステレオタイプが強いので、度が過ぎると失礼にあたるのではないかと思いました。安易に異文化を笑いに変えるのではなく、バックグラウンドを理解する努力をしていきたいです。

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