ディアーヌ・デュクレ

Individuals/organizations Page

Books

独裁者たちの最期の日々 上

ディアーヌ・デュクレ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562053773
ISBN 10 : 4562053771
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

本書は、世界に惨禍をまきおこしたおもな独裁者たちの最期の日々にはじめて焦点をあて、史実を追いながらその今日的意味を問いかけている。信頼できる資料に裏づけられた臨場感あふれる24章はいずれも、多くの新たな事実を掘り起こした有意義なルポルタージュにもとづいている。これらの独裁者たちの肖像は、殺戮、陰謀、クーデター、革命がくりかえされた残虐きわまりない半世紀の歴史そのものだ。秩序と繁栄の希望を餌に、民をあざむきつづけた体制の姿でもある。

目次 : ドゥーチェの二度目の死/ ヒトラーの自殺/ ペタン元帥は四度死ぬ/ 魔のソファスターリン断末魔の五日間/ トゥルヒーリョ、熱帯のカエサル/ ゴ・ディン・ジエム、「自己流愛国」大統領の死/ パパ・ドクの静かな死/ フランコの果てしなき苦しみ/ 毛沢東の長い死/ フワーリ・ブーメディエンの最期の日々/ ポル・ポトは六度死ぬ/ パフラヴィー二世、最後の皇帝

【著者紹介】
ディアンヌ・デュクレ : ソルボンヌで哲学修士号取得。テレビの文化ドキュメンタリー作品の制作にたずさわり、歴史番組で司会者をつとめる

エマニュエル・エシュト : レクスプレス書籍部編集長

清水珠代 : 1962年京都市生まれ。1985年上智大学文学部フランス文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 星落秋風五丈原

    1 ドゥーチェの二度目の死 3 ペタン元帥は四度死ぬ 12 ポル・ポトは六度死ぬ などのように、まるで死んだ回数を競うようなタイトルもある。 1 ドゥーチェの二度目の死 2 ヒトラーの自殺 のお二人は、最近映画で復活させられた。まあ、こんなパロディ&風刺精神豊かな作品も、絶対に彼等が復活しないと分かっているから作れる。 9 毛沢東の長い死 亡くなった時にTVニュースが彼の写真いっぱいだったのを覚えている。当時はSNSがなかったが、もしあったら今の中国のパワーだと全世界への伝播が返って恐ろしい。

  • メタボン

    ☆☆☆★ 独裁者はそれまでの絶大な権勢ゆえに、その最期はむしろ悲惨なものになることが多い。なかなかに興味深い。ムッソリーニ、ヒトラー、ペタン、スターリン、トゥルヒーリョ、ジエム、パパ・ドク、フランコ、毛沢東、ブーメディエン、ポル・ポト、パフラヴィー2世。

  • スターリンヒトラームッソリーニ毛沢東と四大巨頭からポルポトあたりまで。プーもいれとけ。ざっくり功績()をあげ、死ぬ際多めでさっくり記された独裁者たちの生涯。南ベトナムのゴ・ディン・ジエムあたりはこっちを書くならホーおじさんも書かんと不公平ではと思ったりもした。因果応報な最期が多いけど、殺害されたとしてもそれくらいで済んでよかったなってのも結構ある。後、フランスのジャーナリストの手によるものなので、白人に甘く、有色人種にあたりがきついのは考慮しとくべきとは思う。

  • funuu

    毛は国の将来への不安にくわえ、人々はソビエトの共産主義よりさらにみごとなプロパガンダに洗脳されていた。スターリンは23年間国を治めたが、毛は30年近く神だった。実際それは個人崇拝といったものではなく、その誇大妄想的狂気によってずば抜けて多く犠牲者を出した独裁者の神格化だった。600万人から1000万人の虐殺、2000万人の労働改造所の死者、飢饉による4300万人の死者「大躍進」のときはとくに悲惨だった。スターリンさえ「ここまでみごとに」やらなかった。毛思想の批判がされる様子はないですね。

  • ブラックジャケット

    独裁者の最期という題名にはそそられる。歴史の流れの中に、彼らは血みどろ大渦を残す。権力の集中で多大なる人名の犠牲の上に立った政治上のダークな巨人だ。上巻はムッソリーニ、ヒトラー、スターリンと20世紀史に欠かせない大物が並ぶ。私にとっては最後のシャー、パフラヴィー二世の章が新鮮だった。アメリカや石油資本に通じた政治だけではなく、ムハンマド誕生以前のペルシャとのブリッジを架けて、帝政イラン建設が目的だったという。これではイスラムシーア派に追い出されるのは必至だ。権力者の我田引水ぶりが民衆の怒りに火をつける。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items