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言語実装パターン

テレンス・パー

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784873115320
ISBN 10 : 4873115329
Format
Books
Release Date
December/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

構文解析器生成系ANTLRの開発者であり、サンフランシスコ大学教授のTerence Parrが贈る、言語実装パターンの解説書。構文解析、意味解析、インタプリタ構築、言語変換を通じて、言語アプリケーション開発に必要な知識が身に付きます。sedやawkなどのツールやスクリプト言語では実装が複雑になりがちなテキスト処理でも、本書のパターンを使えば素早く効率よくエレガントに実装できます。また、効率よく高度な業務処理を実現するためにDSL処理系を構築したい方、コンパイラについて基本から体系的に学びたい方にも最適な一冊です。

目次 : 第1部 さあ、構文解析に取りかかろう(言語アプリケーションのいろは/ 基本的な構文解析パターン/ 高度な構文解析パターン)/ 第2部 言語を解析しよう(中間形式木の構築/ 木の走査と書換え/ プログラム記号の記録と識別/ データ集合体のための記号表管理/ 静的型付け規則を守らせる)/ 第3部 インタプリタを構築しよう(高級インタプリタの構築/ バイトコードインタプリタの構築)/ 第4部 言語の変換と生成をしよう(コンピュータ言語の変換/ テンプレートを使ったDSL生成/ すべてを組み合わせる)

【著者紹介】
テレンス・パー : サンフランシスコ大学で、コンピュータサイエンスの教授および大学院の教務主任を務める。またANTLRパーサジェネレータとテンプレートエンジンの開発にも取り組んでいる。さらに民間企業においても、IBM、ロッキード社、NeXT、ルノー自動車などでコンサルタントや技術顧問を歴任する。バデュー大学からコンピューター工学の博士号を取得し、またミネソタ大学の陸軍高性能コンピューティング研究センターでポスドクとして、FORTRANソース並列化変換装置を開発した

中田育男 : 1958年東京大学理学部数学科卒、1960年同大学院数物系研究科修士課程修了、同年日立製作所入社、1979年筑波大学電子・情報工学系教授、1997年図書館情報大学教授、2000年法政大学情報科学部教授、2006〜2008年同客員教授。2008年からRuby標準化検討WG委員長。筑波大学名誉教授

伊藤真浩 : ITエンジニアとして国内ITベンダに勤務。Linuxを中心としたオープンソースソフトウェア全般を対象にしており、カーネルのレイヤからWebアプリケーションのレイヤまで幅広く携わった経験を持つ。これまでに、科学計算用大規模PCクラスタシステムや金融機関の基幹システムの構築や運用などに携わった。学生時代に画像処理や認識を専攻し、工学修士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Koning

    道具はyacc一択、あとはドラゴン本で四苦八苦という時代から見ると恐ろしく色々備わっちゃった時代なのねん(笑)。ANTLRとか何このすごいのは(笑。というのがこの本ですわ。

  • ますみ

    始めに「マシン語のコード生成、レジスタの割付、自動ガベージコレクション、スレッドモデル、高度な最適化などは扱わないけど単純な言語を実装する専門知識はまんべんなく身に付くよ」って書いてある。字句解析・構文解析・記号管理・評価器(各種)…と様々な内容を31のパターンとして扱っている。サンプルコードを落として弄ったり自分で書くと理解の助けになります。13章で応用例などが紹介されていて「何か問題を探して言語処理で解決するもの作りたいな」と思わされました。理解が足りないので読み返します。

  • Kouichi Ume

    超難しい。>< けど勉強になる、antlrで手を動かせるようになってるのがありがたい。いつか僕もゴリゴリ言語実装して言語コンバータをゴリゴリかけるようになりたい。

  • まも

    言語の実装方法を解析、再構築、意味付けなどそれぞれの手順ごとに数パターンにわたって解説した本。著者が開発した言語ルールから自動生成するツールの解説も。コンパイラを書くことはそんなに無いとは思うが、設定ファイルの読み込みやAPIのスクリプトなどを実装する際にも参考になるので読んでおいて損はない。結構地道に解析していくしかないんだなぁという印象。

  • kgbu

    それまでyaccしか知らず、言語実装ってやっかいなだけと思っていた自分に、ANTLRというツール等を使いながらのシンプルなチュートリアルを積み上げていく形で「やればできるんだ」と確信させてくれた名著。結局、原著とツールのガイドブックの電子版を買い込んで、簡易言語を自作できるまでになった。自分で手を動かすならコードの参照がしやすい電子版が良いと思います。

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