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人類史マップ サピエンス誕生・危機・拡散の全記録

テルモ・ピエバニ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784863134812
ISBN 10 : 4863134819
Format
Books
Release Date
January/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ホモ・ハビリス、ホモ・ルドルフェンシス、ホモ・エルガステル、ホモ・エレクトゥス、北京原人、デニソワ人、ホモ・アンテセッサー、ネアンデルタール人、ホモ・サピエンス、ソロ人、ホモ・フローレシエンシス、ルソン原人…入り組んだ系統樹の中で、私たちだけが生き残った。わかりやすい地図でたどる、壮大なヒトの歴史。

目次 : 1 人類の夜明けと最初の拡散(東アフリカ大地溝帯の申し子/ 大陸移動 ほか)/ 2 旧世界のさまざまな人類の形態(アフリカにおけるホモ・サピエンスの誕生/ ネアンデルタール人はなぜ絶滅したか? ほか)/ 3 ホモ・サピエンスの第2の誕生(ホモ・サピエンスの認知能力の発現/ 南アフリカに起こった文化革新の波 ほか)/ 4 新石器革命と世界への拡散(ヨーロッパの農業/ アフリカの狩猟採集民族と農耕民族 ほか)/ 5 遺伝子・民族・言語の多様性(すべての言語の祖語は存在するのか?/ 遺伝子と音素の多様性 ほか)/ 付録

【著者紹介】
テルモ・ピエバニ : パドバ大学(イタリア)生物学部生物科学哲学教授。哲学者であり、進化論の専門家。200以上の著作がある。元々はホモ・エレクトゥスの系統学、特にインドネシアにおける系統を中心に研究していた。2002年以降は東南アジアにおける古生物の多様性進化と先史文化の研究を行っている

バレリー・ゼトゥン : 系統発生論的なアプローチからホモ・エレクトゥスを研究する古人類学者。生物多様性の進化が回復する研究の基盤確立を目指し、東南アジアの第四紀動物相の信頼性の高い指標(化石学、解剖学、年代学ならびに歴史的データの修正)の有用性評価も行っている。UPMC(ピエール・マリー・キュリー大学)で古人類学を教えるほか、タイで、大学院生向けに古生物学と系統学の基礎などを教えている

小野林太郎 : 1975年生まれ。東海大学海洋学部を経て、国立民族学博物館准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    ナショナル ジオグラフィック社刊だけあって、リアルで詳しい人類史マップでした。文明が発生してからまだ1万年も経っていないなかで、気候変動等や核で人類を滅亡させる道だけは回避したいと思います。 https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/product/21/121000001/

  • まふ

    「人類」の年代史および諸要素の分布を写真、図表で丁寧に著した図鑑。一千万年前にできたアフリカ西部大地溝帯に六百万年前二足歩行の「猿人」が生まれ二百万年前に人類の原型が生まれた。現在のイスラエルの地を経てコーカサスに出てきた祖先は東西に別れ二十万年前に最初の人類(ホモサピエンス)が出現した。六万年前にネアンデルタール人が拡散し三万年前に滅んだ。現生人類は1万8千年前ごろから全世界を移動し分散した。というのが大要。⇒

  • アキ

    イラストが多くて人類の変遷が理解しやすい。約1000万年前アフリカ大地溝帯の東側が草原とサバンナとなり約600万年前2本足歩行したのが猿人だった。遺伝子学的系統樹が作り直されつつあり、人間・チンパンジー・類人猿は遺伝的に近いそうだ。出アフリカをした初めてのホモ属は約200万年前。ホモ・サピエンスは約20万年に誕生し、約4万年前までデニソワ人と共存していた。絶滅していった多くのホモ属の理由は何だったのだろう。文化の多様性も環境に応じて変わる。ニューギニアで約5000種類以上の言語は多様性の宝石箱と呼ばれる。

  • yamatoshiuruhashi

    発売より1年半近く、長らく「お気に入りリスト」に入れていたが高額のため購入を躊躇っていた。が、ここのところの絶滅、脱絶滅のマイブームの中で思い切って購入。面白い。人類はホモ・サピエンスだけではなく、同時に異種が存在していた。ではなぜホモ・サピエンスだけが現存種となったのか。どのように拡散して行ったのか。ワクワクしながらイラスト、写真を見ながらページが進む。「言語はそれが伝わる地域の風土、生態系、社会において重要な経験を伝える(後略)」単なる猿人がここまで達する。そしてその言語が失われていく現実に愕然。

  • けぴ

    人類の系統樹を見るとホモ・エルガステルからホモ・エレクトスとホモ・アンテセッサーに分かれ、後者はホモ・ネアンデルタールとホモ・サピエンスに分かれる。現在の人類はホモ・サピエンスの一種であるが以前はこれらのさまざまな人類が共存していた時期もあり、また交配していたこともあるとのこと。実際ホモ・サピエンスのDNAの2〜4%にネアンデルタール由来のDNAが含まれているという。昔の社会の教科書ではネアンデルタール人、北京原人、ジャワ原人などとどれもホモ・サピエンスの祖先のように扱っていたが多様性に富んでいたんですね

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