テリーザ・ブレスリン

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メディチ家の紋章 下

テリーザ・ブレスリン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784338287081
ISBN 10 : 433828708X
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

盗賊の頭領サンディーノに追われる少年、マッテオは、溺れかけていたところをレオナルド・ダ・ヴィンチに助けられ、のちに工房の一員として迎え入れられる。少年は、この巨匠が仕事のときにはいつもかたわらにいることになった。その仕事は、壁画の制作から、飛行実験、死体解剖にまでおよぶものだった。悪名高き征服者、チェーザレ・ボルジアに雇われていたダ・ヴィンチとその一行には、絶えず殺人と陰謀、復讐がついてまわる。それは、マッテオが握っているあるもの―ボルジア家とメディチ家が、なんとしてでも手に入れたい秘密のためでもあった…。ダ・ヴィンチの元を離れ、傭兵となったマッテオ。教皇軍によるフィレンツェ侵攻がせまるなか、友を救うために、最後の戦場へと身を投じる。カーネギー賞受賞作家、渾身の作!

【著者紹介】
テリーザ・ブレスリン : スコットランド生まれ。図書館の司書として働くかたわら、執筆活動をはじめる。1994年にディスレクシアの少年の物語『Whispers in the Graveyard』でカーネギー賞を受賞する。『メディチ家の紋章』は、2007年度のカーネギー賞の候補作となった

金原瑞人 : 1954年、岡山市生まれ。法政大学教授・翻訳家。訳書は児童書、ヤングアダルト小説、一般書、ノンフィクションなど450点以上

秋川久美子 : 東京都生まれ。メリーランド大学日本語教師。英語・日本語教育にたずさわるかたわら、英語圏の小説作品の翻訳活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ケイ

    結末までしっかりと楽しめた。フィレンツェからメディチ家が追い出されたチェーザレ・ボルジア時代から、フランスの関わりを経て、再びメディチ家が戻ってこようとするあたりまでの話。といっても、ある一人の少年の、彼が青年までの十数年ほどの間。イタリア統一には、チェーザレという人が火をつけたものの勢いが必要だったのだろうか。各都市は、機を見て、あっちについたり、こっちについたり。兄が亡き後もルクレツィアは優雅であり、やはり主役をはる一家だった。最後は本当に驚き。ヤングアダルトでも、読みごたえ十分。

  • mocha

    17歳の青年になったマッテオの、戦争と恋と出生の秘密。結末がうまく行き過ぎという声もあるけれど、私はハッピーエンドで気持よく読み終えることができ、良かったと思う。けっこう色っぽいシーンもあって、中学生はドキドキかも…。下巻ではダヴィンチの登場が少なくてちょっと残念。

  • 猿吉君

    少年が悪党に追われて逃げつつもレオナルドダヴィンチと交流を深めていくという不思議な作品です。@なんといっても「マエストロ」と呼ばれているダヴィンチが魅力的、あらゆることに興味を持ち絵画と壁画はプロ、人体解剖もたくさんこなして探求欲を満たす、そしてものすごく優しい、こんな人が近くにいたらお世話したくなります。A主人公マッテオは一番最後になるまでごく普通の少年、追われているのは可哀想ですが何かこれっている特徴もなくうーんという感じ。点数75/100→YAなのでサクッと読めたのですが私はハマらなかったです。

  • 星落秋風五丈原

    最もマッテオと関わりが深いのは天才レオナルド・ダ・ヴィンチで、自らも庶子であるダ・ヴィンチは、身寄りのないマッテオを常に気遣っており、彼の名作『モナ・リサ』の制作過程も作中に登場する。自分が言っている通りの孤児なのか、それとも何かの事故で記憶喪失になっているのか。金印を盗ませた者の目的は?あまりドロドロした大人の世界の権謀術策に踏み込まず、様々な謎を秘めた少年マッテオが、当代の有名人達と出会いながら恋や戦乱を通じて人生を選び取るYA冒険小説。

  • detu

    偽りの名前を名乗るマッテオ、語れぬ出自、降りかかる難題。懸命に正直に生きようとするも追っ手サンディーノの影は迫る。逃避行のなか運命の女性と出会う。マッテオも青年の男に成長。戦争、科学、芸術などルネサンス期のイタリアの勉強になった。ラスト明らかになる出自はストーリー全編を紡ぐ要だった。史実を基に愛と友情と勇気の物語でした。それにしても過去のカトリックローマ教皇とはとんでもない権威だ。

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